「財産開示は使いづらい制度」!?
関係するすべての実務家・研究者の方へ「知る人ぞ知る一手」を伝授!
■本書が提案する三段活用
第一段階 現行制度を活用
●手続の手引
全体の流れ、詳細な手続と必要書類について、初心者でもわかるよう図解により丁寧に解説。
●財産開示を有効活用するためのヒント
「開示期日における上手な質問・下手な質問」等、著者自身や情報提供者(弁護士)の実体験等を踏まえた、手続活用に役立つアイデアを紹介。
●参考資料・書式
参考資料と書式41点をポイント解説とともに掲載。参考となる各国の条文も紹介。
第二段階 より実効性を高めるため、現行制度を新たな法解釈の下で運用
●現行法の通論
理論に踏み込み、現行制度を最大限に活用する方法を検討。
●裁判例
リーディングケースとなる裁判例7件につき、著者独自の評釈も加えながら、制度の不備と活用方法について紹介。
●実例集
「財産開示の結果に基づき債権を回収した事例」「財産開示を契機に和解等により債権回収した事例」等、実務の参考となる45事例を紹介するとともに、独自の分析を加えた上で整理。
→初心者に向けた目線で、具体的な手続方法を、実務を意識して解説。
第三段階 実効性を最も向上させる「改正」に向けた提言
●展望~発展に向けた提言
諸外国(独・韓・米・仏)の制度と、日本の制度(立法経緯から統計資料に基づく現状分析まで)を紹介し、改正に向けて提言。