【韓国】…違憲判決の数607件(2010年までの22年間)
【日本】…法令違憲判決8件、処分違憲判決10件(最高裁判所設立以来65年間)
「国民の権利及び義務」の内容はほぼ変わらない中、これだけの違いはどこから来ているのか?
→→待望の日本語訳が遂に完成!
●大統領弾劾事件 ●同姓同本禁婚事件 ●選挙区人口格差事件 ●映画検閲事件 などを紹介。
韓国憲法裁判所は、設立から24年。
韓国の憲法裁判所は国際的にも成功したモデルとして認識されています。
【推薦の言葉】泉徳治(弁護士 元最高裁判所判事)
「違憲判断にこれだけの違いが出ているのである。
その違いはどこから来ているのか、誰しも興味を惹かれるところであろう。
なんと言っても、憲法裁判所の裁判官経験者の生の声、人間くさい行動の紹介に興味をそそられた。
思わずニヤリとしたり、うなずくこと、しばしばであった。」
膨大な資料の分析、100時間を超えるインタビューによる、韓国のベストセラーを翻訳。
●韓国憲法裁判所の役割や、重要な事件に対する審判の背景も深く取材し、事件の社会的な意味、理論的な論拠に対する分析も行った稀少な一冊です。
●憲法裁判所の誕生までの経緯や独立機関としての成長過程を、歴史を絡めてわかりやすく紹介しています。
【著者紹介】
李範俊
ノンフィクション作家兼新聞記者。
2010年に「今年の法曹記者賞」、2011年に「韓国記者協会記者賞」を受賞。
韓国最大の経済誌「毎日経済」を経て、リベラル系の「京郷新聞」記者となる。
在日コリアン弁護士協会:LAZAK(Lawyers' association of ZAINICHI Korean)
2001年に、在日コリアンの意思を反映しないまま、届出による日本国籍取得法案が浮上したことを契機に、同年5月、在日コリアンの弁護士28名が結集して「在日コリアン法律家協会」を結成。
翌2002年6月、「在日コリアン弁護士協会」に改称。
2012年3月現在、会員数98名。在日コリアンへの差別撤廃、在日コリアンの権利擁護、尊厳の回復(民族教育の保障等)、政治的意思決定過程に参画する権利の確保(参政権・公務就任権)を設立趣意とする。