戸籍のための Q&A 「死亡届」のすべて 画像拡大 本体 ¥ 2,700 ¥ 2,970 税込 著者:荒木文明・菅弘美/著 判型:A5判 ページ数:316頁 発刊年月:2013年10月刊 ISBN/ISSN:9784817841186 商品番号:49094 略号:Q死亡 正誤表 入荷待ち お気に入りに追加 商品情報 2025年初旬改訂版刊行予定 届出をされる方々の立場で解説! 適正迅速な窓口対応や事務処理に欠かせない一冊 ●総届出件数第一位の「死亡届」に関する、必ず押さえておきたい基礎的な問題からベテランを悩ます問題までをQ&A編(207問)と事例編(26事例)の二部構成で解説。 ●設問ごとに〔注釈〕〔参考先例〕〔参考文献〕を掲記。 『「出生届」のすべて』→Q&A「出生届」のすべて 『「婚姻届」のすべて』→Q&A「婚姻届」のすべて 『「離婚届」のすべて』→Q&A「離婚届」のすべて 目次 第1 死亡一般 Q 1 戸籍法の死亡の届出には,どのような意義がありますか。 Q 3 非本籍地の市区町村長が受理した出生の届出が,本籍地の市区町村長に到着する前に,当該出生子の死亡の届出が本籍地の市区町村長に届出された場合、どのように処理しますか。 Q 5 死亡の届出がされた者について,既に失踪宣告の届出により戸籍の記載がされている場合,死亡の届出はどのように取り扱うことになりますか。 第2 死亡の届出 1 届出人 (1) 届出義務者 Q 7 死亡した者がいる場合に,その者の死亡の届出をしなければならない届出人は,どのように定められていますか。 Q 9 死亡届の届出義務の順序が後になっている者が届出したときは,順序が先の者の届出義務は免れるのですか。 Q 11 遠隔の地に居住する者が,生家に帰郷中に死亡した場合の届出義務者はだれになりますか。 Q 13 同居の親族の資格で死亡の届出をした場合,届出人と事件本人(死亡した者)の同居の有無を何によって証明することになりますか。 (2) 届出資格者 Q 15 外国に居住する日本人が死亡した場合,日本国内にいる親族の者に死亡の届出義務がありますか。 Q 17 事件本人(死亡した者)に同居の親族以外の親族がいるが,その者が届出をしないときは,だれが届出をすることになりますか。 Q 19 成年被後見人である者の母が死亡した場合,その者は,母の死亡の届出の届出人になることができますか。 Q 21 届出義務者である同居の親族がいる場合に,同居の親族以外の親族(届出資格者)が,死亡の届出の届出人になることができますか。 (3) 届出人がいない場合 (4) その他 Q 23 在外の日本国総領事から死亡報告があった場合,その通知に基づき死亡の記載をすることができますか。 Q 25 私立病院において親族のいない者が死亡した場合,死亡の届出の届出人はだれになりますか。 2 届出地 (1) 届出地の原則 ア 届出事件本人の本籍地 Q 27 死亡の届出は,事件本人(死亡した者)の居住していた住所地の市区町村長にすることができますか。 イ 届出人の所在地 Q 29 死亡の届出は,届出する者の所在地の市区町村長にすることができますか。 ウ 事件発生地 Q 31 海岸に漂着した死亡者又は河川を漂流している死亡者の死亡の届出は,どこの市区町村長にすることになりますか。 Q 33 海難等による行方不明者で死亡と認定した場合の死亡報告は,どこの市区町村長にすることになりますか。 エ その他 Q 35 海上で死亡した者の死亡の届出は,その遺体を収容した船が入港した地の市区町村長にすることになりますか。 Q 37 漂流遺体の死亡場所が,死体検案の結果判明した場合でも,遺体漂流地の市区町村長に死亡の届出をすることができますか。 (2) 在外公館への届出 Q 39 外国に旅行中の日本人が死亡したときは,死亡の届出はどこにすることになりますか。 3 届出期間 (1) 国内の場合 Q 41 死亡してから10日後に発見された者の死亡の届出は,いつまでに届出をすることになりますか。 (2) 国外の場合 Q 43 外国で死亡した日本人の死亡の届出は,何日以内に届出をすることになりますか。その期間はいつから起算しますか。 Q 45 外国で事故により死亡した蓋然性が高いが,遺体が発見されない場合の死亡の届出は,どのようになりますか。 4 届出の書式 (1) 届出事項 (2) 書面による届出 Q 47 死亡の届出は,書面によらなければならないですか。 Q 49 死亡届の用紙をコピーすると「複写」,あるいは「偽造・複写防止」と写出される措置がされていますが,この用紙を使用して届出ができますか。 (3) 口頭による届出 5 届出の方法 (1) 届出人による届出 Q 51 死亡の届出は,届出人が届出地の市区町村役場に出向いてすることになりますか。 (2) 使者による届出 (3) 郵送による届出 Q 53 死亡の届出は,届出人が署名押印して,郵送(郵便・信書便)により届出をすることができますか。 6 届書の提出通数 (1) 届出通数の原則と届書の一通化 Q 55 前問の場合に,届書を1通より提出しない場合は,受理されないことがありますか。 (2) 届書謄本の作成方法 Q 57 届書の謄本を作成する場合,添付書類(死亡診断書又は死体検案書等)は,届出人に提出を求めることになりますか。 (3) 届書原本の保管市区町村 Q 58 死亡の届書が1通より提出されない場合に,届書謄本を作成したときは,届書の原本はどこの市区町村役場で保存することになりますか。 第3 死亡届書の記載方法 1 届出の日 Q 59 死亡の届出の日は,いつの日を記載しますか。 2 届出先 Q 61 届出事件本人(死亡した者)の本籍地に届出をするときは,届出のあて先は,本籍地の市区町村長になりますか。 Q 63 届出人が,事件本人(死亡した者)の死亡届を,届出人の所在地の市区町村長に届出する場合,届出のあて先は,事件本人の本籍地の市区町村長になりますか。 3 「氏名・生年月日」欄 Q 65 事件本人(死亡した者)の本籍が不明のため,本人が生前に使っていた通称名と年齢を届書に記載して届出をすることができますか。 Q 67 棄児が命名前に死亡した場合,届書にはどのように記載しますか。 4 「死亡したとき」欄の記載及び戸籍の記載 Q 69 死亡した時刻が夜の12時の場合,死亡届書にはどのように記載しますか。また,戸籍にはどのように記載されますか。 Q 71 死亡の年月日が,事案によって詳細が判明しない場合,届書及び戸籍の記載において「推定」の文字の記載はどの箇所にすることになりますか。 Q 73 死亡した日時が,死体検案書には「昭和30年3月上旬」とあり,届書にも同様に記載されていますが,戸籍にはどのように記載しますか。 Q 75 死亡した日時が,死体検案書には,昭和35年1月15日午後9時頃とあり,届書にも同様に記載されていますが,戸籍にはどのように記載しますか。 Q 77 死亡した日時が,死体検案書には「昭和26年5月初旬推定」とあり,届書にも同様に記載されていますが,戸籍にはどのように記載しますか。 Q 79 死亡した日時が,死体検案書には「昭和45年8月16日午後2時〜3時(推定)」とあり,届書にも同様に記載されていますが,戸籍にはどのように記載しますか。 Q 81 死亡した日時が,死体検案書には「平成10年6月5日昼頃」とあり,届書にも同様に記載されていますが,戸籍にはどのように記載しますか。 Q 83 死亡した日時が,死亡診断書(又は死体検案書)には,「大正3年2月10日正午又は午前12時」とある場合,届書にはどのように記載しますか。また,戸籍にはどのように記載されますか。 Q 85 死亡報告書に「昭和13年6月3日14時0分○○附近ニ於テ戦死」とある場合,戸籍にはどのように記載しますか。 Q 87 死亡した日時が「昭和30年2月1日午後11時30分から2月2日午前0時30分までの間に死亡」と記載した死亡届書が,他市区町村長が受理し,本籍地の市区町村長に送付されましたが,添付の死体検案書も同様に記載されています。この場合,戸籍にはどのように記載しますか。 Q 89 死亡した日時が,死体検案書には「平成11年5月1日午後から2日午前」とある場合,届書にはどのように記載しますか。また,戸籍にはどのように記載されますか。 Q 91 死亡した日時が,死体検案書には「昭和30年春頃」とあり,届書にも同様に記載されている場合,戸籍にはどのように記載しますか。 Q 93 死亡した日時が「昭和43年12月24日夜半午後」と記載された死亡届書が,他市区町村長が受理し,本籍地の市区町村長に送付されましたが,添付の死体検案書は「昭和43年12月24日夜半」と記載されています。この場合,戸籍にはどのように記載しますか。 Q 95 死亡した日時が,死体検案書には「昭和52年3月5日午前5時不詳分」とある場合,届書にはどのように記載しますか。また,戸籍にはどのように記載されますか。 Q 97 米国の各州で発行される死亡証明書において,死亡時刻が「0時」の場合の表示は,例えば「昭和40年10月5日午前(A.M)又は午後(P.M)12時」とされていますが,在外公館から送付される届書も同様に記載されていることがあります。この場合,戸籍にはどのように記載しますか。 5 「死亡したところ」欄 Q 99 外国の港に停泊中の日本船舶の乗組員が,同地に上陸中に死亡した場合において,船長から日本に帰港後に寄港地の市区町村長に,航海日誌の謄本及び死亡地の外国人医師が作成した死亡証明書が送付された場合,死亡地はどのようになりますか。また,この場合の取扱いはどのようになうになりますか。また,この場合の取扱いはどのようにな りますか。 6 「住所」欄 Q101 死亡した者の住所は,死亡時の住所を記載することになりますか。 7 「本籍」欄 8 「死亡した人の夫または妻」欄 Q103 死亡した者に配偶者(夫又は妻)がいたが,その者と離婚している場合は,届書にはどのように記載しますか。また,死亡した者より先に配偶者が死亡している場合は,どのように記載しますか。 9 「死亡したときの世帯のおもな仕事と死亡した人の職業・産業」欄 Q105 死亡したときの世帯のおもな仕事と死亡した人の職業・産業欄の「職業」と「産業」は,国勢調査の年に記載するとされていますが,これはどうしてですか。 10 「その他」欄 11 「届出人」欄 (1) 届出人 Q107 死亡の届出は,だれがするのですか。 (2) 届出人の資格者欄 Q109 死亡届書の「届出人」欄の届出資格は,□1から□12まで掲げられていますが,それ以外の者は届出ができないのですか。 (3) 届出人の住所欄 Q111 届出人は,すべてその者の住所を記載しなければならないのですか。記載を省略できる場合はありますか。 (4) 届出人の本籍欄 (5) 届出人の署名欄 Q113 届出人が,署名欄に自ら署名できないときは,どのようにすればよいですか。 (6) 届出人の押印 (7) 届出人の生年月日 Q115 届出人が,署名欄に自ら署名し,押印した後に記入する出生年月日は,必ず記載しなければならないのですか。記載を省略できる場合はありますか。 第4 添付書面 1 死亡診断書 Q117 非本籍地で受理した死亡の届書が本籍地の市区町村長に送付されましたが,事件本人の氏名と生年月日が戸籍の原本と一部相違があるため,受理地の市区町村長において届出人に補正を求めたところ,補正後の届書の記載と添付の死亡診断書の記載が一致しない場合,どのように取り扱いますか。 Q119 死亡届書及び同届書に添付の死亡診断書に基づいて,人口動態調査死亡票作成送付後に,届書に添付の死亡診断書について,作成した医師から誤記訂正の申出があった場合,どのように取り扱いますか。 Q121 死亡の届出をする場合に,死亡診断書又は死体検案書を添付できない場合は,どのような証明書を添付することになりますか。 2 死体検案書 3 その他死亡を証する書類 Q123 水害による大洪水で遭難した者が,発見されない場合の死亡の届出は,どのようになりますか。 Q125 死亡届に添付する死亡診断書が,担当医師が死亡し又は所在不明のため添付できないときは,市区町村長が作成した埋火葬認許交付簿謄本又は埋火葬を行った神職僧侶の証明書を添付した死亡の届出はできますか。 第5 死亡報告 1 死亡報告一般 Q127 死亡報告においては,その報告書に取調べをした官公署の長の職氏名を記載し,職印をおすことになりますか。 2 事変による死亡報告 Q129 地震や海難事故により死亡し,その捜索をした官公署から死亡報告がされた場合は,死亡の届出及び戸籍の記載はどのようになりますか。 Q131 海上保安庁の保安官は,戸籍法第92条第1項に規定する死亡報告ができますか。 Q133 海難事故による行方不明者の死亡報告及び戸籍法第89条(事変による死亡報告)を取り扱う官公署は,どこになりますか。 Q135 海難事故により死亡した者について,海上保安庁等より死亡報告がされる前に,同居の親族等から死体検案書を添付して死亡の届出がされ,これを受理した後,取調べをした官公署から死亡報告がされた場合,どのように取り扱うことになりますか。 Q137 海難事故により行方不明者の死亡報告について,死亡地の認定が困難な場合は,どこの市区町村長に報告することになりますか。 Q139 河川の決壊又は山崩れ等のため行方不明となり,死亡と確認された者について,戸籍の届出,戸籍の記載は,どのようになりますか。 3 身元不明者の死亡 Q141 非本籍地の市区町村長が受理した死亡の届出を,本籍地の市区町村長に送付したところ,該当者がいないとして返戻された場合において,届出人に通知したところ本籍不明者で,氏名は通称名である旨の申出がされ,その後,本籍及び氏名が判明した旨の申出がされたときは,どのように取り扱いますか。 Q143 本籍不明者の死亡報告がされていたところ,その者の本籍が明らかになったが,届出義務者が届出をしない場合は,どのようになりますか。 Q145 本籍不明者の死亡について,事件本人(死亡した者)の利害関係人から申出がされ,申出をされた市区町村長が当該死亡の申出書を仮に受付して保管中のところ,その後本籍が明らかになったが,届出義務者がいないか又は届出をしない場合は,どのようになりますか。 Q147 本籍・氏名不分明者を警察官から行旅病者として引渡され,市区町村において収容中のところ,その者が死亡した場合の死亡の届出はだれがすることになりますか。 Q149 非本籍地で受理した死亡の届出が本籍地の市区町村長に送付されたが,事件本人は本籍地において現に生存していることが明らかな場合,当該死亡届出書類は,どのように処理することになりますか。 Q151 本籍不明者・認識不能者の死亡報告があった後,死亡者の本籍が明らかになり,又は死亡者を認識することができることになったとして,警察官から報告される前に,死亡の届出義務者から届出がされた場合,どのように取り扱いますか。 4 その他の死亡報告 第6 交通機関の中の死亡 Q153 電車その他の交通機関に乗っているときに死亡した場合,その死亡の届出はどのようになりますか。 第7 公設所における死亡 Q155 刑事施設の中で死亡した者について,その者に引取人がない場合は,死亡の届出等はどのようになりますか。 第8 在外日本人の死亡 Q157 在外日本人についての死亡の届出が,届出義務者でない者からされ,それが在外公館を経由して本籍地の市区町村長に送付された場合,どのように取り扱いますか。 第9 在日外国人の死亡 Q159 日本に在住する外国人の死亡の届出を,当該国の在日領事館等にした場合,市区町村長への届出は要しないことになりますか。 Q161 在日のロシア国籍の者の死亡の届出がされた場合,「戸籍の記載を要しない事項・日本国籍を有しない者に関する届書報告書その他の書類つづり」につづるだけでよいですか。 第10 高齢者の戸籍消除 Q163 120歳以上の高齢者でその生死及び所在が不明の場合,市区町村長が管轄法務局の長の許可を得て,職権で戸籍から消除することができますか。 その場合の手続きはどのようになりますか。 Q165 90歳以上100歳未満の高齢者で,生存の見込みのない者について,本人の親族から戸籍消除の申出があった場合には,管轄法務局の長の許可を得て,市区町村長が職権で消除することができますか。 その場合の手続きはどのようになりますか。 第11 届書の審査 1 審査一般 Q167 湖水に投身自殺したと推測されるが,遺体が発見されない者につき,遺留品の発見及び家族からの遺留品確認引取の旨を記載した警察署長発給の証明書を添付して,親族から死亡の届出がされた場合,受理することができますか。 Q169 船上から投身心中した男女のうち男の死体が未発見であるが,目撃者の現認書,航海日誌の写し,遺留品目録及び遺書等を添付して,男の親族から死亡の届出がされた場合,受理することができますか。 Q171 死亡の届出に死亡診断書又は死体検案書以外の書面が添付されている場合,そのまま受理することができる場合がありますか。 Q173 死亡の届出を受付したところ,事件本人の戸籍には失踪宣告の記載がされている場合,死亡の届出は受理することができますか。 2 死亡届が即日に受理決定ができない場合 (1) 届書の補正又は追完 (2) 受理照会を要する死亡届出 Q175 死亡の届出がされたとき,市区町村長が管轄法務局の長の指示を求めることになる届出には,どのようなものがありますか。 理することができますか。 Q177 海難事故による行方不明者につき,生存者又は目撃者が作成した死亡現認書を添付して届出義務者から,死亡の届出がされた場合はどのように取り扱いますか。 第12 戸籍の記載 1 戸籍の記載 Q179 死亡の届出の事件本人(死亡した者)に配偶者がある場合,その配偶者の戸籍に夫(又は妻)が死亡した旨の記載がされますか。 Q181 非本籍地の市区町村長が受理した死亡の届出が,本籍地の市区町村長に送付の途中で紛失し,未着になっていることが届書及び戸籍受附帳の廃棄後に判明した場合,届出人から死亡事項の申出書に埋火葬認許証下付簿の謄本を添付して申出されたときは,当該申出書によって,死亡の記載ができますか。 Q185 海難事故による行方不明者につき,海上保安本部の死亡報告に基づき戸籍の記載をした後,同一人について失踪宣告の届出があったが,死亡とみなされる日が死亡報告と異なる場合は,どのように取り扱うことになりますか。 Q187 私設の病院又は療養所において死亡した者について,私設の病院の長又は療養所の長から家屋管理者として死亡の届出がされたときは,死亡事項はどのように記載しますか。 Q189 失踪宣告の届出により除籍された者が在籍していた戸籍が,甲市から乙市に転籍後に,失踪者の死亡の届出がされた場合,死亡の記載はいずれの戸籍にしますか。 Q191 死亡の届出を非本籍地の市区町村長が受理したことは,戸籍受附帳の記載で明らかですが,本籍地の市区町村の戸籍受附帳に記載はなく,戸籍の記載もされていないので,届出書類が本籍地の市区町村長に未着であると考えられます。 また,届出書類は廃棄され,かつ,死亡診断書等の死亡を証する資料も得られない場合,戸籍の記載等の処理はどのようになりますか。 2 許可を得てする戸籍の記載 Q193 非本籍地の市区町村長が死亡の届出を受理し,本籍地の市区町村長に郵送の途中で紛失したと認められる場合において,届出書類は廃棄済みであり,また,届出人も死亡しているときに,事件本人(死亡した者)の母から,当該届出を受理した市区町村長の発行した受理証明書を添付した申出書が提出されたときはどのように処理しますか。 第13 死亡による戸籍の変動 1 生存配偶者の復氏届 Q195 夫の氏を称して婚姻した妻が,夫の死亡により婚姻前の氏に復することなく,他男と夫の氏を称して婚姻したが,その夫も死亡した場合,生存配偶者である妻が復氏をするときは,前婚の氏になりますか。その場合,実方の氏に復することはできませんか。 2 生存配偶者の姻族関係終了届と戸籍の変動 Q197 夫の死亡により夫の親族との姻族関係終了届をした場合,妻は婚姻前の氏に復しますか。 第14 戸籍届書の処理 1 死亡届による戸籍受附帳の記載 (1) 本籍人に関する届出 (2) 非本籍人に関する届出 Q199 同居の親族からされた死亡の届出が非本籍地の市区町村長が受理した場合,戸籍受附帳にはどのように記載しますか。 その届書が本籍地の市区町村長に送付された場合,戸籍受附帳にはどのように記載しますか。 2 死亡届書の他市区町村役場への送付 3 死亡届書の整理 (1) 市区町村役場での保管 Q201 市区町村長に届出された死亡の届出書類は,どのように整理して保存されるのですか。 (2) 管轄法務局への送付 Q203 死亡の届出書類のうち,本籍人に関するものを管轄法務局に送付することになっているのは,どうしてですか。 第15 死亡届書類の記載事項証明 1 市区町村役場での証明 Q205 非本籍の市区町村長が死亡の届出を受理し,死亡届書の謄本を保存している場合,届出人等から死亡届の記載事項証明書の請求がされたときは,交付ができますか。 Q207 死亡の届出後2か月後に,届出人等が死亡届の写しが必要になり,死亡の届出をした本籍地の市区町村長に請求したところ,その届出書類は既に管轄法務局に送付し,当該市区町村役場には保存されていないといわれました。この場合,どのようにすればよいですか。 事例 第1 死亡の届出 事例1 同居の親族(夫)が本籍地の市区町村で死亡し,同居の親族(妻)が本籍地(所在地)の市区町村長に死亡の届出をする場合 事例2 同居の親族(妻)が非本籍地(住所地)の市区町村で死亡し,同居の親族(夫)が住所地(所在他)の市区町村長に死亡の届出をする場合 事例3 同居していない親族(父)が非本籍地(住所地)の市区町村で死亡し,別居の親族(長男)が父の住所であった地(届出人の所在地)の市区町村長に死亡の届出をし,同届書が本籍地の市区町村長に送付され,全員除籍により戸籍を消除する場合 事例4 同居の親族(子)が本籍地の市区町村で死亡し,同居の親族(父)が本籍地の市区町村長に死亡の届出をする場合 事例5 非本籍地で出生した者の出生届書が本籍地の市区町村長に送付される前に,本籍地の市区町村で死亡し,同居の親族(父)が本籍地の市区町村長に死亡の届出をする場合 事例6 航海日誌を備えている船舶内で死亡した者について,着港地の市区町村長に船長が死亡に関する事項を記載した航海日誌の謄本を送付し,その謄本が死亡した者の本籍地の市区町村長に送付された場合 事例7 航海日誌を備えている船舶内で死亡した者について,船舶が外国の港に着いたので,船長が死亡に関する事項を記載した航海日誌の謄本を着港地の国に駐在する日本国領事に送付し,その謄本が同領事から外務大臣を経由して死亡した者の本籍地の市区町村長に送付された場合 事例8 航海日誌を備えていない船舶内で死亡した者について,親族から死亡の届出が着港地の市区町村長にされ,その届書が死亡した者の本籍地の市区町村長に送付された場合 事例9 病院その他の公設所で死亡した者について,戸籍法第87条に規定する届出人がないため,当該公設所の長が死亡の届出をした場合 事例10 刑事施設に収容中に死亡した者について,戸籍法第87条に規定する届出人がないため,当該刑事施設の長が死亡の届出をした場合 事例11 進行中の電車内で死亡した者について,遺体をその電車から降ろした地の市区町村長に親族から死亡の届出がされ,その届書が死亡した者の本籍地の市区町村長に送付された場合 第2 死亡報告 事例12 水難により死亡した者について,その取調べをした官公署から死亡地の市区町村長に死亡の報告があった場合 事例13 刑事施設に収容中に死亡した者について,その者の引取人がないため,刑事施設の長から刑事施設の所在地の市区町村長に死亡の報告があった場合 第3 身元不明者の死亡 事例14 死亡した者の本籍が明らかでない又は死亡した者を認識することができないとして,警察官から検視調書として本籍等不明死体調査書を添付して死亡地の市区町村長に死亡報告がされていたところ,その後その者の氏名及び本籍が明らかになったため,警察官から死亡者の本籍等判明報告があった場合 事例15 死亡した者の本籍が明らかでない又は死亡した者を認識することができないとして,警察官から検視調書として本籍等不明死体調査書を添付して死亡地の市区町村長に死亡報告がされていたところ,その者の氏名及び本籍が明らかになったため,警察官から死亡者の本籍等判明報告書が提出される前に,届出人から死亡の届出がされた場合 第4 在外日本人の死亡 事例16 外国に在住する日本人夫婦の夫が同国で死亡し,同居の親族である妻が所在地の日本の領事に死亡の届出をし,その届書類が同領事から外務大臣を経由して死亡した者の本籍地の市区町村長に送付された場合 事例17 外国に在住する日本人が同国で死亡し,その死亡証明書を添付して,日本在住の親族から死亡の届出が,死亡した者の本籍地の市区町村長にされた場合 事例18 外国に在住する日本人男と外国人女夫婦の夫が同国で死亡し,同居の親族である妻が所在地の日本の領事に死亡の届出をし,その届書類が同領事から外務大臣を経由して死亡した者の本籍地の市区町村長に送付された場合 事例19 外国に在住する日本人男と外国人女夫婦の妻が同国で死亡し,同居の親族である夫から本籍地の市区町村長に死亡届書類(婚姻解消記載申出書)が郵送された場合 第5 在日外国人の死亡 事例20 日本に在住する日本人女と外国人男夫婦の夫が日本で死亡し,同居の親族である妻が所在地の市区町村長に死亡の届出をし,その届書の謄本が妻につき婚姻解消事項を記載するため,妻の本籍地の市区町村長に送付された場合 第6 高齢者の戸籍消除 事例21 100歳以上に達した高齢者で所在不明の者について,死亡していると認められる場合において,本籍地の市区町村長が管轄法務局の長の許可を得て戸籍から消除する場合 第7 その他 事例22 死亡診断書又は死体検案書に代わる死亡の事実を証すべき書面を添付した死亡の届出が,本籍地の市区町村長にされた場合に,管轄法務局の長の指示を得て死亡の記載をする場合 事例23 非本籍地の市区町村長が受理した死亡の届書類が,本籍地の市区町村長に送付の途中において紛失し,また,非本籍地の市区町村の届書類は廃棄済みであるため,事件本人の近親者から提出された資料及び戸籍受附帳の写し等に基づき,本籍地の市区町村長が管轄法務局の長の許可を得て職権で死亡の記載をする場合 事例24 生存している者について誤って死亡の記載をし,その戸籍の全員が除かれたため戸籍を消除したところ,その後において過誤が判明したため,本籍地の市区町村長が管轄法務局の長の許可を得て戸籍を訂正する場合 事例25 海難によって行方不明となった者について,戸籍法第89条の規定に基づき死亡の報告により戸籍の記載がされていたところ,その者について失踪宣告の審判が確定し,その届出が事件本人の本籍地の市区町村長にされたが,死亡とみなされる日が死亡報告による記載と異なる場合 事例26 失踪宣告の届出によりその旨の記載がされている者について,親族から死亡の届出が事件本人の本籍地の市区町村長にされた場合