「地面のボタンがどのような役割を果たすのか?」
「土地家屋調査士はどんな専門家なのか?」
→子どもたちに知ってもらうのに最適!
●富山県の小学生、本吉凜菜さんによる夏休みの自由研究「じめんのボタンのナゾ いちばんえらいボタンをさがせ(子どもの文化・教育研究所主催「第29回全国小・中学生作品コンクール」生活科部門・文部科学大臣奨励賞受賞)」を基にした一冊。
●地面のボタン・測量などについて、写真・イラストを交えながら対話形式でわかりやすく解説しており、自由研究など、子どもの調べ学習に最適。
【はじめに】
みなさんは、アスファルトの道路などの地面に赤色や黄色のボタンのようなものがつけられているのを見たことがありますか?
その赤色や黄色のボタンのようなものを「金属びょう」といいます。
富山県の小学生、本吉凜菜さんが、この金属びょうを「地面のボタン」と呼んでいろいろと調べて、夏休みの自由研究「じめんのボタンのナゾ いちばんえらいボタンをさがせ」を作るために、富 山県土地家屋調査士会を訪れたのは、2011年8月のことでした。
本吉凜菜さんのこの自由研究は、のちに、子どもの文化・教育研究所主催「第29回全国小・中学生作品コンクール」生活科部門で、最高賞の文部科学大臣奨励賞を受賞しました。
私たち土地家屋調査士は、本吉凜菜さんが作ったこの「地面のボタン」という呼び名にとても感心しました。そして、全国のみなさんに、ふだん目立たない「地面のボタン」がどのように大切な役割を果たしているかを知ってもらいたいと思ったのです。
この本は、文章については、私たち土地家屋調査士が書き直させてもらいましたが、実は、基本のストーリーは、本吉凜菜さんの「じめんのボタンのナゾ いちばんえらいボタンをさがせ」を、そのまま使わせてもらったものです。
本吉凜菜さんのするどい視点、ふとした疑問を探さがしたり調べたりしようとするひたむきな努力に、私たち土地家屋調査士は深い敬意を表したいと思います。
2013年11月
日本土地家屋調査士会連合
<原 作>
子どもの文化・教育研究所主催
「第29回全国小・中学生作品コンクール」生活科部門
文部科学大臣奨励賞受賞作品
「じめんのボタンのナゾ いちばんえらいボタンをさがせ」
本吉凜菜さん(富山市立蜷川小学校2年(受賞当時))