複雑かつ変化する入管法制の全体像を明らかにするコンメンタール
訴訟、申請取次等、あらゆる実務に必携の書
【10年ぶりの改訂!】
平成26年10月以降、令和5年末までの10年間の入管法改正を反映!
●平成28年改正… 在留資格「介護」の創設、偽装滞在者対策の強化のための罰則・在留資格取消事由の整備 など
●平成30年改正… 在留資格「特定技能1号」「特定技能2号」の創設 など
●令和5年改正…… 送還停止効の例外規定の創設、罰則付き退去命令制度の創設、収容に代わる監理措置の創設、「補完的保護対象者」認定制度の創設、在留特別許可の申請手続の創設 など
※令和6年改正…マイナンバーカードと在留カード等の一体化、育成就労制度の創設等については収録しておりません。
初版の判例を見直すとともに最近の判例を追加・判例要旨を大幅加筆!
本書のポイント
●各条文の制定以来の改正経緯を詳細に記載し、それぞれの条文の新設・改正等の趣旨・理由、その背景となる考え方について、国会における政府答弁、閣議決定文書、入管白書等をもとに、正確、かつ、詳細に解説。
●在留制度、在留資格制度、再入国制度等の重要な制度については、関係条文の規定の解説にとどまることなく、入管法全体の基礎をなす制度として詳述。
● 実務運用も踏まえた正確な解釈に基づく解説。また、各条文に基づく政省令・告示の規定の内容も記載。
●入管法上の用語、制度について正確に定義した「巻末資料」を新たに作成。
●最高裁判所、下級審の重要判例、その他の実務上参考となる判例の要旨を、対応する条文ごとに囲み判例として掲載。
<シリーズ全3巻>
第1巻: 1.逐条解説 2025年1月刊(本書)
第2巻: 2.在留資格(技能実習、特定技能を除く。) 2021年10月刊
第3巻: 3.技能実習法/4.特定技能 2022年3月刊