激変の時代 我が国と難民問題 昨日-今日-明日 画像拡大 本体 ¥ 2,200 ¥ 2,420 税込 著者:山神進/著 判型:A5判 ページ数:200頁 発刊年月:2007年7月刊 ISBN/ISSN:9784817837721 商品番号:40027 略号:難民 入荷待ち お気に入りに追加 この書籍はAmazonサイトにてPOD(プリント・オンデマンド版)でのご購入のみとなっております。 商品情報 ●難民認定申請件数が,ついに5,000件を突破。難民認定の制度が発足して25年,難民申請の実態は,その内容,件数において,今日大きな変化を遂げている。難民から難民条約などを巡り,日本と世界の関わり等,さまざまな角度から検討。 ●2004年時の入管法改正案について国会審議での著者の参考人陳述を全て収録。 ●巻末に雑誌未公刊を含む最近の難民認定に関する判例要旨集を収録。 ●インドシナ,ベトナム,ミャンマー,イラン,アフガニスタン,エチオピア,トルコ……難民問題は直近の課題。 目次 はじめ 第1部 難民問題の変遷 1 1950年代の難民問題 2 難民問題の地理的拡大と量的増加 3 冷戦終結後の世界が直面することとなった新たな課題 4 UNHCRの“2005 Global Refugee Trends”にみる今日の難民の概況 5 難民に対する国際的保護:UNHCRと主権国家;法と政治の谷間で (1)UNHCRの目的および機能と難民条約に定める国家の義務 (2)国際社会において保護を必要とする難民とは? UNHCRの保護の対象者と難民条約上の難民 6 我が国と難民問題 (1)インドシナ難民 (2)ベトナム難民を装って入国・在留しようとした中国人等の判明 (3)難民条約加入問題のクローズアップ (4)難民認定行政の推移と若干の考察 (5)2004年の難民認定関連の入管法の改正 7 まとめに代えて 第2部 我が国の難民条約への加入時に検討した事項 1 難民条約について (1)難民問題の歴史 (2)難民とは? 亡命者とは? (3)いわゆるインドシナ難民について (4)難民条約に規定する保護措置等 (5)難民に関する欧米諸国の国内法制度 (6)日本の難民条約加入の意義と検討された問題 2 難民条約への加入に伴う出入国管理令の一部改正について (1)改正の経緯 (2)逐条説明 3 庇護に関する国際法と難民条約 (1)庇護(Asylum)の概念について (2)庇護に関する主要な国際文書と難民条約(3)外交的庇護(diplomatic asylum)について (4)領土的庇護について (5)難民条約に関する実務上の今日的課題 第3部 参考資料 (1)難民の地位に関する条約(抄) (2)難民の地位に関する議定書(抄) (3)UNHCR作成に係る難民認定の基準及び手続についての手引き(抄) (4)最新難民認定判例要旨集