70年ぶりのルール改定で、これからの公用文は「わかりやすさ重視」に!
漢字の使い方、句読点の使い方、送り仮名のつけ方……だけじゃない!
文章の種類・構造から考えるわかりやすい公用文の書き方
【こんな悩みを解決します!】
・文章が硬くなってしまう
・長い文章
・何を伝えたいのかわからない
・回りくどい説明
・難しい言葉だらけになってしまう
<著者紹介>
聖心女子大学教授 岩田一成 著
滋賀県彦根市出身。元青年海外協力隊員(中国内蒙古自治区派遣,日本語教師)。大阪大学言語文化研究科博士後期課程修了(言語文化学)。文化審議会国語分科会委員(18~20期)ほか各種有識者会議構成員を務める。
(著書)
『読み手に伝わる公用文:〈やさしい日本語〉の視点から』(大修館書店、2016)/共著
『街の公共サインを点検する:外国人にはどう見えるか』(大修館書店、2017)
『「やさしい日本語」で伝わる!公務員のための外国人対応』学陽書房、2020)
『医療現場の外国人対応 英語だけじゃない「やさしい日本語」』(南山堂、2021)
<本書のポイント>
●全国の自治体で研修を行う著者による、「一般市民にとってわかりやすい」公用文を作成するためのガイドブック。
●「公用文を正しく使いたい……でもそれ以上にわかりやすく伝えたい!」と悩む、国・自治体職員必読!公用文の種類や文章の構造から、わかりやすく書く方法を解説。
●一般向け公用文を3分類して解説。種類ごとのわかりにくくなる原因、わかりやすく書くためのポイントがわかる!
【広義社会保障系グループ(読み手が自発的に情報を取りにきて動くもの)】
→出産一時金、保育園申し込み、市営住宅の募集、生活相談、DV相談、不妊治療費助成、補助金のお知らせ……など
【情報提供系グループ(読み手に必要な情報を伝えるもの)】
→用語解説・制度説明(セクハラ、確定申告、税金の仕組み等)、ローカル情報の提示(名所旧跡案内等)、行政報告(危機管理計画策定等)、イベント告知(農業体験等)、募集(職員募集等)……など
【行為要請系グループ(書き手が読み手に対して行動させるもの)】
→届出・手続き(市税の納付、転出届等)、注意喚起(病気、危険生物、災害等)、依頼・協力要請(子ども見守りのボランティア募集等)……など
●わかりやすく書くためのポイントをまとめたチェックリスト等も収録!