相続開始時を基準に「誰が、どのように相続するか」がわかる!
新旧民法の交差する相続に関する、判例・先例・実例を網羅
【早稲田大学大学院法務研究科教授 山野目章夫氏 推薦!】
…かつての相続の制度は,もっぱら法文から知ることができるということにはなりません。その時代のことを理解している人の導きが求められます。本書は,その要請にこそ応えるものであり,この要請は,ずっとなくなることはないでしょう。
この本の著者のことも述べておきたいと考えます。著者は,不動産登記の手続をはじめとする実務を手がける経験豊かな司法書士であるとともに法制史学会の会員でもあります。単に昔の法制を解説するということであればともかく,当時の理解まで含めて講述するというこの本は,実務家と歴史家を兼ね備える著者に恵まれることにより成立しました。
【長期相続登記未了の不動産が増加している現在の必読書!】
最後の登記から70 年以上経過している割合は大都市1.1%、中小都市等12%、90 年以上は大都市0.4%、中小都市等7.0%
(法務省平成29 年6 月6 日公表「不動産登記簿における相続登記未了土地調査について」より)
具体的な94事例を収録!
図表を多用し、わかりやすい!