終活・遺言・相続の場面で相談事例が増えています!
明日起こるかもしれないトラブル・法的対応をQ&Aで解説
「デジタル遺産」の法的扱いが確立されていない中、「現行法の枠組みの中での対応や解決策」を提示した、画期的な一冊!
デジタル遺産に関するトラブル例!
・取引所を介さない暗号資産→保有の事実を知らないまま相続手続が完了してしまう!
・FX取引等→相続人が、取引の存在に気付かず損失が発生!
・定期課金タイプのインターネットサービス→相続開始後も、課金が継続!
・アフィリエイト広告等→義務の履行が放置され、後の賠償請求等の対象に!
デジタル遺産の探知、調査の時期・方法から法的対応、解決の指針まで!
本人・相続人・企業など様々な立場からの相談にこたえる
第1章 総 論
Q デジタルデータに対する法的権利としては,どのような権利が考えられるでしょうか?
Q 「デジタル遺産」に関するトラブルとしては,どのようなものが想定されますか?
Q デジタル機器の調査方法「デジタルフォレンジック」とは,何のことでしょうか?
第2章 本人(保有者)からの相談
Q 遺言を作成する際,デジタル遺産について,どのような記載を行えばよいでしょうか?
Q ビットコイン等の暗号資産を保有しています。ビットコイン等の暗号資産は,相続対象となりますか? 相続人に適切に相続させるには,どのような準備をしておけばよいでしょうか?
Q 私の死後,処分してほしいデジタルデータやWEB上の各種サービスがあるのですが、どうすればよいですか?
Q WEBサイト・ブログのアカウントの相続の可否は?
第3章 相続人等(知人含む)からの相談
Q 「デジタル遺産」を調査するタイミングは,いつがよいですか?
Q 「デジタル遺産」については,どのように調査すればよいでしょうか?
Q 専門企業に,被相続人(故人)のパソコンやスマートフォンなどの内部データの復旧やパスワードロック解除を依頼することには,問題ないでしょうか?
Q クラウド上に存在する被相続人(故人)のデータを,相続人が相続することは可能でしょうか?
Q 本人の死亡後,会員制サービス利用料につき,その存在を把握していなかった相続人は支払う必要がありますか?
Q マイル・各種ポイント・電子マネー・電子書籍は相続できますか?
Q 被相続人(故人)のプライバシー情報に関するデジタルデータを閲覧・ 取得・公開することは,故人のプライバシー権や名誉権等の人格権の侵害とはならないでしょうか?
第4章 コンテンツサービス提供企業からの相談
Q SNSを運営するに当たり、ユーザーの死後のアカウントの取扱いについて、どのような規約を置けばよいでしょうか?
Q 故人であるユーザーの相続人から,アカウントへのアクセス,SNSメッセージの開示の請求をされていますが,どのように対応すればよいでしょうか?
Q アカウントやポイントについて利用規約で相続を否定する場合や、利用規約の効力と規約作成上の注意点は?
…など