第2版 相続財産の管理と処分の実務

本体 ¥ 4,200
¥ 4,620 税込

著者:一般社団法人 日本財産管理協会/編
判型:A5判
ページ数:476頁
発刊年月:2018年9月刊
ISBN/ISSN:9784817844996
商品番号:40514
略号:相管

商品情報




これからの司法書士業務の可能性を広げる!
H28.12.19 最高裁大法廷決定、債権法・相続法改正に対応!

<本書のポイント>
● 司法書士が担う、規則31 条1 号の附帯業務としての財産管理業務について、法的根拠を分析・解説。
● 委任契約による任意の相続財産管理人、遺言指定による遺言執行者、各種相続財産管理人、不在者財産管理人等の具体的な実務を詳説。
● 全9件のケーススタディでは、書式を示しながら、実際の実務の流れを解説。

<改訂のポイント>
1)H28.12.19 最高裁大法廷決定(預貯金債権と遺産分割) に対応。
2)民法<債権法>改正に対応(H32.4.1 施行)。
3)民法<相続法>改正に対応(H30.7.6 成立)。

【一般社団法人 日本財産管理協会】
 平成23 年4 月、司法書士の財産管理業務の普及促進を目的として、神奈川県横浜市の司法書士有志8 名で設立した団体。財産管理業務の普及促進に加え、必要な知識・技能の習得機会を提供すべく、認定研修の実施や業務ソフトの開発等を行っている。全国各地方での司法書士会員向けの研修会を行うほか、全国の各司法書士会での研修会講師派遣の要請にも対応している。
 平成30 年6 月末日現在、正会員は20 名、一般会員(司法書士)738 名、所定の認定研修を全講座受講し「財産管理マスター」の認定登録を受けている認定会員は310
名を超える。

目次

第1章 司法書士が担う財産管理業務の法的根拠
1 司法書士の「附帯業務」としての財産管理業務等の明文化
2 弁護士法第72条のただし書の改正
3 司法書士法施行規則第31条第1号の条文の解釈について

第2章 管理
1 遺産承継業務とは
2 業務の受託
3 承継対象財産の管理
4 遺言執行者による財産管理
5 不在者の財産管理
6 相続人不存在の場合の財産管理

第3章 処分1任意相続財産管理人
1 処分業務総論
2 相続財産類型別の処分業務

第4章 処分2遺言執行者
1 遺言執行者の処分業務
2 財産類型別の処分業務

第5章 処分3法定の財産管理人等(遺言執行者を除く。)
1 相続財産の管理人
2 不在者の財産管理人 
3 限定承認における相続財産管理人

第6章 ケーススタディ  
1 成年後見人の死後事務として、相続財産管理人の選任申立てを行ったケース
2 成年後見人から相続財産管理人に就任したケース
3 遺言がない場合の相続預金の解約
4 遺言執行者と執行、特に弁済等の履行順序について
5 金融機関における預貯金の払戻し
6 高齢者と分家住宅の処分
7 財産承継(遺言、負担付遺贈、死因贈与及び信託)
8 財産管理における信託の利用と登記
9 相続の限定承認における先買権の行使

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