第4版 離婚調停ガイドブック

当事者のニーズに応える
本体 ¥ 4,700
¥ 5,170 税込

著者:梶村太市/著
判型:A5判
ページ数:592頁
発刊年月:2013年4月刊
ISBN/ISSN:9784817840721
商品番号:40232
略号:離調

残りわずかです。

商品情報



「現場の悩みを解決する指針」として
初版刊行以来、10年にわたり支持され続けるロングセラー。

●離婚調停の手続、運営の工夫の仕方、判例の考え方をまとめた一冊。
●調停委員の意見を取り入れ、わかりやすい表現で解説。
●すぐに活用できる116の調停条項例を収録。
●調停委員向けの研修会等で講師を務める、元家庭裁判所判事による執筆。

【改訂のポイント】
●家事事件手続法に対応。
 ・東京家庭裁判所で実際に使用されている資料を用いて解説。
 ・調停条項案を追加。
 ・合意に相当する審判や調停に代わる審判の起案例を掲載。
●実体法(民法766条・820条)の改正に対応。
●近時の判例を多数追加。

目次

●離婚調停とはどのような制度か
 ・離婚調停の意義
 ・ADRの一種
 ・離婚調停と人事訴訟
 ・離婚訴訟の実際
 ・離婚調停のよるべき規範(調停規範)
 ・調停合意説と調停判断説
 ・人間関係調整機能と司法的機能
 ・調停とカウンセリング(融合論と峻別論)
 ・離婚調停とジェンダーの視点
 ・調停と民法・法社会学
 ・紛争管理論(ドイッチ・レビン小林説・大塚説)
●離婚調停はどのように進行するか
 ・家事相談
 ・離婚調停の申立て
 ・申立てから第1回調停期日まで
 ・第1回調停期日における手続
 ・当事者等からの事情聴取
 ・当事者の説得と調整
 ・離婚調停の成立
 ・成立以外の調停終了原因
 ・DV防止法・ストーカー規制法・児童虐待防止法との関係
●離婚調停ではどのような法律問題があるか
 ・離婚調停の目標と援助内容
 ・離婚原因法に関する諸問題
 ・具体的離婚原因
 ・抽象的離婚原因
 ・有責配偶者の離婚請求
 ・離婚に伴う親権者の指定
 ・子の監護に関する処分
 ・離婚給付(財産分与・慰謝料)
 ・離婚調停の関連事件
 ・高齢者離婚をめぐる諸問題
●離婚調停ではどのような条項の成立をめざすか
 ・調停条項の広範性と多様性
 ・離婚自体をめぐる調停条項
 ・円満和合・同居・別居条項
 ・親権者・養育費・面会交流条項
 ・財産分与・慰謝料条項
 ・関連事件の調停条項
●成立率を高めるためどのような技法があるか
 ・離婚調停の紛争解決機能を高めるための諸工夫
 ・調停担当者の果たすべき役割
 ・家事調停の運用をめぐる諸問題
 ・社会的資源の活用
 ・調停成立のための技法
 ・事情聴取と説得の技法
 ・離婚調停における説得上の調停技法
 ・養育費等の簡易算定表の活用等
●渉外離婚調停はどのように進行するか
 ・渉外離婚事件の問題点
 ・渉外離婚事件の国際裁判管轄権
 ・渉外離婚事件の準拠法
 ・渉外離婚調停の実際
 ・離婚調停調書の外国での効力
 ・外国離婚判決の承認
 ・国際的子奪取ハーグ条約の承認
付録 養育費・婚姻費用の算定表
判例索引・事項索引

PAGE TOP