有責配偶者からの離婚請求

本体 ¥ 3,600
¥ 3,960 税込

著者:新・アジア家族法三国会議/編
判型:A5判
ページ数:164頁
発刊年月:2024年9月刊
ISBN/ISSN:9784817849717
商品番号:40997
略号:三国23

商品情報

日本、韓国、台湾の研究者・実務家による報告と比較検討により、
三国の家族法制度に関する研究、教育、実務に貢献する
―― 新・アジア家族法三国会議 ――

● 「新・アジア家族法三国会議」とは
日本・韓国・台湾の三国間で、家族法における重要なテーマを選定し、各国の学会・実務界
から最前線の研究・実務を手がける報告者に個別報告をいただき、議論を行う国際会議。
● 第12回のテーマ「有責配偶者からの離婚請求」
裁判上の離婚に関する現行法制とその特色、有責配偶者からの離婚請求に関する裁判実務とその問題点、破綻主義を導入する別居制度と苛酷条項の見直し、有責配偶者からの離婚請求 に関する法制の改正とその課題について共同研究を行う。

目次

企画の趣旨
鄧學仁(中央警察大学教授)
第1章 台湾における有責配偶者からの離婚請求
 第1節 有責配偶者の離婚請求に関する法制―現行法の立法的沿革,規定,特色及び展開
  戴瑀如(国立政治大学法学院教授)
 第2節 有責配偶者の離婚請求に関する裁判実務とその問題―憲法法廷2023年憲判字第4 号判決の評釈及び影響
  魏大喨(最高法院法官兼部総括)
 第3節 有責配偶者の離婚請求に関する法制の改正と課題-破綻主義における別居の導入と苛酷条項に関する検討
  呂麗慧(国立高雄大学法律学系教授)
 第2章 韓国における有責配偶者からの離婚請求
 第1節 有責配偶者からの離婚請求̶韓国民法の規定とその特徴
  文興安(建國大学校法学専門大学院名誉教授)
 第2節 韓国における有責配偶者からの離婚請求̶判例の立場とその変遷を中心に
  禹柄彰(淑明女子大学教授)
第3章 日本における有責配偶者からの離婚請求
 第1節 有責配偶者からの離婚請求に関する判例と解釈について
 小川富之(広島大学法科大学院客員教授)
 第2節 日本における有責配偶者からの離婚請求に関する裁判実務と問題
  大森啓子(弁護士)
総括
 林秀雄(輔仁大学法律学院栄誉講座教授)

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