「戸籍制度の運営を、理論的にも実務的にも矛盾なく合理的なものにするには」
という観点で選出した16点の論文を収録。
【収録初出一覧】
「戸籍制度の特色と個人情報」
『21世紀の家族と法-小野幸二教授古稀記念論集』(法学書院・2007年)
「夫婦の氏,親子の氏-呼称上の氏と民法上の氏の検討を通じて」
石川稔・中川淳・米倉明編『家族法改正への課題』(日本加除出版・1993年)
「呼称上の氏と戸籍」
日本私法学会『私法』第53号(有斐閣・1991年)
「民法上の氏と呼称上の氏-呼称上の氏の形成と発展」
戸籍法50周年記念論文集編纂委員会編『現行戸籍制度50年の歩みと展望 -戸籍法50周年記念論文集-』(日本加除出版・1999年)
「離婚の際に称していた氏を称した妻と氏の変更-戸籍実務の立場を中心として-」
細川清・海老原良宗編『家族法と戸籍 -その現在及び将来-』(テイハン・1986年)
「国際婚姻に伴う「氏」の変動について
-昭和55年8月27日民二第5217号回答,
同日民二第5218号通達を通して-」
法務省民事局編『民事月報』35巻12号(法曹会・1980年)
「法改正と解釈の確定について-呼称上の氏の議論を通じて-」
森泉章ほか編『続現代民法学の基本問題』内山尚三・黒木三郎・石川利夫先生古稀記念(第一法規・1993年)
「日本の協議離婚について」
『戸籍時報』398号(日本加除出版・1991年)
「わが国における協議離婚と意思確認」
『戸籍時報』(日本加除出版・1990~1991年)
「就籍について」
『法学紀要』30巻(日本大学法学研究所・1988年)
「棄児と戸籍」
『民事研修』377号(法務省法務総合研究所・1988年)
「「名」の意義とその機能-裁判例と先例を通して-」
法務省民事局編『民事月報』34巻12号(法曹会・1979年)
「名付けと名付け制限」
『日本法学』71巻1号(日本大学法学研究所・2005年)
「内鮮間の認知と国籍の確定」
『民事研修』293号(法務省法務総合研究所・1981年)
「認知の取消について」
中川高男ほか編『民法基本論集第7巻家族法』(法学書院・1993年)
「後見・扶養」
川井健・鎌田薫編 『基本問題セミナー民法3 親族・相続法』(一粒社・1990年)