Q&A 火災・地震保険に関する法律と実務

保険価額・補償範囲・自然災害・特約・免責事由・相続・告知義務・代位・時効・評価基準
本体 ¥ 3,400
¥ 3,740 税込

著者:金子玄・神戸靖一郎/著
判型:A5判
ページ数:336頁
発刊年月:2019年12月刊
ISBN/ISSN:9784817846051
商品番号:40782
略号:Q火災

商品情報

重要な判例や通知等、多数収録!
火災から地震などの自然災害まで、保険の法的判断や保険適用範囲も解説!

●家計分野を中心に、保険実務における判断、法根拠を取りまとめた1冊。
●保険実務が基礎からわかるよう、判例・通達及び標準約款などを交えて解説。

【設問抜粋】
Q: 私が保険料を振り込んだ損害保険代理店が破産してしまったが、振込先の保険料専用口座の普通預金は誰に帰属するか。
Q: 約款とは別に契約に際して交付される重要事項説明書の法的位置付けとは。
Q: 所有権留保物件の被保険利益は。
Q: 保険の対象を建物とする場合、擁壁は保険の対象に含まれるか。垣根はどうか。
Q: 建物の構造によって、保険料は変わるか。
Q: 3キロメートル離れた変電所に落雷があり、事務所のパソコンが異常過電圧で壊れた。火災保険で補償される落雷によって生じた損害に含まれるか。
Q: 台風で窓の隙間から雨が建物うちに染み込み、布団が汚損してしまったが、補償の対象になるか。
Q: マンションの上階の部屋のベランダから水漏れがあり、階下の私の部屋に漏水が生じたが、補償対象になるか。
Q: 保険の目的物を譲渡した場合、当該目的物を対象とする火災保険契約の効力はどうなるか。
Q: 地震による避難中、自宅が泥棒に荒らされた場合、火災保険又は地震保険は支払われるか。
Q: 自然災害などに関する損保契約照会制度とは。
Q: 保険金疑義事故はどのような点で気が付くか。疑義事故の調査はどのように行うか。有無責の着目点はどの点か。

など全123問を収録!

目次

第1編 火災保険
第1章 火災保険の種類,定義
第2章 保険の目的物 
第3章 補償範囲
第1節 保険事故の種類
第2節 火災,落雷又は破裂若しくは爆発
第3節 風災,雹災又は雪災
第4節 盗難 
第5節 給排水設備事故の水漏れ等
第6節 建物の外部からの物体の衝突等
第7節 車両又は航空機の衝突等
第8節 騒擾又は労働争議等
第9節 その他偶然な破損事故等
第4章 目的物の評価と保険金額の設定
第5章 費用保険金・修理費
第6章 特約
第7章 火災保険契約の成立
第1節 契約の成立時期
第2節 保険料の払込方法 
第3節 他人のためにする契約
第8章 火災保険契約成立後の問題5
第1節 契約成立後の告知義務・通知義務
第2節 契約成立後の問題(告知・通知義務以外) 
第3節 免責事由
 第1 保険法に規定のある免責
 第2 火災保険の免責事由(偶然性の立証)  
 第3 通知義務違反による免責 
 第4 損害防止義務違反による免責 
第4節 保険金支払
第9章 火災保険契約の終了 1
第10 章 火災保険金請求訴訟
第11 章 火災保険の評価・保険金支払 

第2編 地震保険
第1章 地震保険の種類 
第1節 定義
第2節 補償範囲
第3節 目的物の評価と保険金額の設定
第2章 地震保険契約の成立 
第3章 保険金請求
第1節 支払要件
第2節 免責事由 
第4章 地震保険契約の終了
第5章 手続の流れ

第3編 火災・地震保険に共通するポイント
第1章 販売チャネル 
第2章 制 度 
第3章 家財の簡易評価法 
第4章 損害保険における裁判外紛争解決方法(ADR)

付 録 
資料1 火災保険標準約款(住宅総合保険普通保険約款)
資料2 地震保険普通保険約款 
資料3 耐用年数(建物/建物附属設備)
資料4 減価償却資産の償却率表
事項索引 
条文索引 
判例索引
ガイドライン等索引 

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