民事・家事抗告審ハンドブック 法的審問請求権に基づく家事審判の基礎理論を目指して 画像拡大 本体 ¥ 7,400 ¥ 8,140 税込 著者:松本博之/著 判型:A5判 ページ数:624頁 発刊年月:2020年10月刊 ISBN/ISSN:9784817846839 商品番号:40838 略号:民抗 試し読みはこちら 商品パンフレットはこちら 残りわずかです。 お気に入りに追加 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10+ カートに入れる 電子書籍を購入 商品情報 「当事者の法的審問請求権を十分保障しているか」 という観点から現行の抗告制度について考察 ●家事審判に対する不服申立てだけを扱うのではなく、その前提となる家事審判手続の基本を明確にしたうえで、不服申立ての諸問題に取り組んだ書。 ●民事事件及び家事事件に関する抗告から特別抗告までの手続き等について時系列で紹介。 目次 序 本書の課題第1編 民事訴訟法上の抗告第1章 総 説第1節 独立の上訴としての抗告第2節 抗告制度の沿革とその問題点第3節 抗告の種類第4節 抗告審と原裁判所による裁判の更正第5節 抗告審手続の当事者第6節 他の不服申立てとの違い第7節 抗告裁判所第2章 抗告できる裁判第1節 決定と命令第2節 抗告できる決定・命令第3節 抗告できない裁判第3章 抗告審の手続と裁判第1節 抗告の提起第2節 不 服第3節 抗告権の放棄,抗告の取下げと抗告の繰返し第4章 抗告提起後の手続第1節 はじめに第2節 原裁判所による更正手続第3節 抗告審の審理第4節 抗告の理由具備性の審査と裁判第5節 附帯抗告第5章 抗告審の裁判に対する不服申立て(再抗告)第1節 再抗告第2節 再抗告のできる裁判第3節 再抗告の理由第4節 再抗告の手続第5節 再抗告審の審理・裁判第6章 特別抗告第1節 意 義第2節 特別抗告の対象第3節 特別抗告の理由第4節 特別抗告の手続第7章 最高裁判所への許可抗告第1節 許可抗告第2節 許可抗告の手続第3節 許可抗告の実情第8章 決定の既判力第9章 若干の具体的な抗告事件の検討第1節 移送の裁判に対する即時抗告第2節 裁判官の忌避申立てについての決定に対する即時抗告第3節 訴訟上の救助における即時抗告第4節 補助参加の許否の決定に対する即時抗告第5節 担保取消しの決定に対する即時抗告第6節 訴状(控訴状)却下命令に対する即時抗告第7節 証言拒絶をめぐる争いと即時抗告第8節 文書提出命令に対する即時抗告第9節 訴訟費用額確定手続と即時抗告第10節 判決の更正決定に対する即時抗告第2編 家事審判手続と家事審判に対する即時抗告第1章 家事審判手続第1節 家事事件手続法と法的審問請求権第2節 家事事件手続法における法的審問請求権の保障の内容第2章 家事審判手続の性質と種類第1節 家事審判手続の性質第2節 家事審判手続の種類第3章 家事審判手続の手続原則第1節 手続要件第2節 手続原則第3節 手続対象第4節 事実認定第5節 審判手続(第一審手続)の終結第6節 審 判第7節 審判の瑕疵と取消し・変更第8節 審判の効力第4章 家事審判手続における不服申立て第1節 家事審判手続における不服申立ての概観第2節 真正の上訴としての即時抗告第3節 審判に対する即時抗告第4節 即時抗告の提起と提起後の手続第5節 抗告審の手続対象第6節 抗告審における審判の申立ての取下げと即時抗告の取下げ第7節 抗告審の審理と裁判第8節 審判以外の裁判に対する不服申立て第9節 審判前の保全処分と保全処分に対する不服申立て第10節 特別抗告第11節 最高裁判所への許可抗告事項索引判例索引