事務所経営が変わる!具体的手法から学ぶ 法律事務所のマーケティング&マネジメント

事務所の成長・発展のための実戦的手引書
本体 ¥ 2,500
¥ 2,750 税込

著者:柿沼太一/著
判型:A5判
ページ数:252頁
発刊年月:2012年7月刊
ISBN/ISSN:9784817840073
商品番号:40470
略号:マーケ

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商品情報



拒否感や違和感のある人にこそおすすめ!
「マーケティングは単なる手段」と思える一冊


●「依頼者を集める」ことについて、すぐに使える手法を展開。
●多くの弁護士が日々の業務で試行錯誤しながら探求している「依頼者に満足してもらう」ことについて考え方を記載。
●「人的資源管理や財務管理」についても解説。

目次

第1講 はじめに
1 自分に問いかけてみてください
2 目的・目標実現のための方法論
3 マーケティングだけではダメ
4 「いい仕事」をするだけでもダメ
5 法律事務所のマネジメント

第2講 弁護士業務のマーケティング~仕事を獲得するために
第1章 マーケティングの基本的な考え方
第2章 ドメインとは~どこで戦うのか~
1 ドメイン設定の必要性
2 ドメインとは~まずはイメージを持ちましょう
3 ドメインの広さ,狭さ
4 ドメイン選択の際に有用な調査結果
4.1 調査報告書(調査結果編)
4.2 ひまわりほっとダイヤル実績
4.3 実態調査報告書2010
4.4 まとめ
5 ドメインを分類する
6 ドメイン設定の具体的方法
6.1 現状分析
6.2 ドメイン設定の具体例
第3章 いかに戦うべきか(具体的戦略)4P(Product, Price, Place, Promotion)
1 ターゲットの設定
2 製品(Product)=サービス
3 価 格(Price)
4 流 通(Place)=立地
5 販売促進活動(Promotion)
第4章 既存依頼者にはどうマーケティングすればよいのか
1 既存依頼者に対するマーケティングの重要性
2 既存依頼者からの新規案件受任プロセス
3 具体的手法
3.1 対象の絞り込み
3.2 アクション
3.2.1 情報収集?:依頼者の業界,ビジネスモデルに関する情報を収集する
3.2.2 情報収集?:依頼者自身に関する情報を収集する
3.2.3 関係強化:依頼者との関係を強化する
3.3 理想と現実
4 エキスパートからアドバイザーへ
5 顧問契約に関する新しい試みについて
第5章 新規依頼者にはどうマーケティングすればよいのか
1 新規依頼者からの新規案件受任プロセス
2 広告宣伝活動を有効に行うには
2.1 広告宣伝活動の全体像
2.2 まずやること
2.3 受任に結びつくセミナーとは
2.3.1 セミナーのスタイル
2.3.2 セミナー実施のプロセスと留意点
2.4 業界誌での論文の執筆,発表
2.5 他士業とのネットワーク構築・強化
2.6 紹介者とのネットワーク構築
2.7 各種団体への参加
2.8 マスメディアを利用した広告
2.9 インターネット広告を効果的に行う
2.9.1 概 要
2.9.2 サイトにアクセスしてもらう(キーワード広告とSEO対策)
2.9.3 サイトを見て,問い合わせする気になってもらう(サイトコンテンツ)
2.9.3.1 総合ホームページと専門ホームページ
2.9.3.2 サイトコンテンツの分類
2.9.3.3 事務所情報の提供(第1段階)
2.9.3.4 法律問題に関する情報提供(第2段階)
2.9.3.5 集客の仕組み(第3段階)
2.9.4 まとめ
2.10 パンフレットはどう作るのか
2.10.1 パンフレットの種類
2.10.1.1 事務所そのものの紹介パンフレット
2.10.1.2 特定分野に関する情報を掲載したパンフレット
2.10.2 パンフレットをどう使うのか
3 相談・提案活動 1
3.1 事前準備
3.2 「目に見える物」を渡すこと
3.2.1 相談メモの交付
3.2.2 見積書の交付
3.3 まとめ
4 アンケートの実施
4.1 マーケティング情報収集のためのアンケート
4.2 アンケートの活用方法
5 新規依頼者に対するマーケティングのまとめ
6 依頼者との関係,距離
第6章 マーケティング活動計画の立案,実行
1 「知っている」と「実行する」との間の溝
2 マーケティング計画の立案~ポートフォリオという考え方
3 共同事務所におけるマーケティング活動はどうすべきか
3.1 共同事務所において足並みを揃えたマーケティング活動が困難である理由
3.2 解決方法
3.3 マーケティング計画の実例(一部)
4 マーケティング活動計画の具体例

第3講 弁護士業務のマネジメント~「いい仕事」をするために
第1章 「いい仕事」とは何か
第2章 「結果」の満足を得るためには
1 「結果」の満足の重要性
2 依頼者との関係
3 聞 く
3.1 何を聞くのか
3.2 受任時の事情聴取について
3.3 どのように整理するのか
3.4 どう聞くのか
4 調べる
5 書 く
5.1 弁護士にとって「書く」スキルの意味
5.2 「書く」技術の核心は「構成」にある
5.3 説得力のある書面~ピラミッド構造~
5.4 準備書面
5.4.1 裁判官を説得するための文書であること
5.4.2 テーマを明確にする
5.4.3 自己の主張をメインにする
5.4.4 構想をよく練って,適切な長さの書面を書く
5.4.5 控えめな表現の方が説得力がある
5.4.6 概要と見出し
5.5 意見書
5.5.1 意見書の性格
5.5.2 意見書の構成
5.6 書面を書く環境
6 学 ぶ
? どのような分野について
? どのように
6.1 学ぶ対象
6.2 学ぶ方法
7 仕事術
7.1 「やるべきこと」の管理
7.1.1 グループウェアなどのIT活用
7.1.2 朝の5分間
7.2 事務所外に仕事を持ち出すこと
7.2.1 ノートパソコン+同期ソフト
7.2.2 自宅パソコン+VPN
7.3 事務局との連携
7.4 法律事務所でのグループウェアの活用
1 「過程」の満足の重要性
2 「過程」の満足向上のための方策
2.1 計画と実行
2.2.評価:アンケートの実行
2.3 改 善

第4講 法律事務所のマネジメント~組織の健全な維持発展のために
第1章 法律事務所におけるマネジメントとは
第2章 法律事務所における人的資源管理システム
1 一般的な人的資源管理システム
2 勤務弁護士に関する人的資源管理システム
2.1 特殊性
2.2 システムは何のために存在するのか
3 採用・配置
3.1  動機と能力,どちらを重視するか
3.2 選ばれる法律事務所とは
3.3 採用方法
3.3.1 履歴書等の書類選考
3.3.2 グループディスカッション
3.3.3 起案試験
3.3.4 最終面接
3.3.5 まとめ
4 教育・訓練
4.1 事件処理を通じた教育・訓練
4.1.1 自律性の確保
4.1.2 意味づけを与える
4.1.3 目標設定
4.1.4 まとめ
4.2 OJT以外の教育訓練
5 評価・報酬
5.1 評 価
5.2 報 酬
6 まとめ
第3章 人員構成と権限委譲
1 はじめに
2 サービスの質
3 事務所の成長
4 人材の動機づけ・教育
5 利益(コスト)
6 まとめ
第4章 法律事務所の会計
1 財務会計と管理会計
2 予算実績管理
2.1 売上について
2.2 広告宣伝費と人件費
2.2.1 広告宣伝費について
2.2.2 人件費について~一歩進んだ管理

第5講 おわりに
本書のまとめ

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