ここが知りたい 建築紛争

建築士と弁護士が事例で読み解く実務
本体 ¥ 2,700
¥ 2,970 税込

著者:NPO法人 建築問題研究会/編
判型:A5判
ページ数:304頁
発刊年月:2016年11月刊
ISBN/ISSN:9784817843494
商品番号:40650
略号:建紛

商品情報



弁護士と一級建築士による建築紛争の入門書!
相談対応から訴訟までの流れと手続を一冊で解説

●実際の相談に沿った流れで、全体像と要点がつかめる!
●建築士の視点によるコラムを挟むことで類書にはないポイントを紹介。

【ピックアップ:追加変更代金を請求されたケース】
1 建築工事の特殊性と追加変更工事の発生
2 相談にあたって準備してもらうこと
 ・元の契約内容に関する資料
 ・追加変更に関する資料
3 設計図書の入手方法
 ・建築計画概要書
 ・確認申請図面
4 元の契約内容について争いがある場合
  ー本工事なのか追加変更工事なのかー
5 追加変更代金請求が認められるための要件
6 見積り落ち
 ・契約書に記載がある場合
 ・契約書に記載がない場合
7 代金額の合意がない場合の考え方
8 未払代金を払うべきか
9 事件の係属
10 建築士の関与
11 専門部における審理のメリット
12 追加変更工事一覧表の作成
 ・追加変更工事の類型
 ・追加変更工事一覧表のひな形
 ・追加変更工事一覧表への記載の
一般的な留意点
 ・追加変更工事一覧表
13 付調停―調停に付すメリット―
 ・建築士の関与
 ・話し合いによる解決
 ・早期解決
 ・解決の柔軟性
14 現地確認の必要性
 ・現地確認の要否
 ・現地確認の時期
15 調停から訴訟へ
 ・調停で提出した書証等の扱い
 ・担当する裁判官は替わるか
16 終結

目次

第1部 建物(戸建て住宅) 完成までの流れ
・住宅ができるまで
・関係法令等
第2部 事例Q&A
・新築一戸建てを購入したが、雨漏りがするケース
・追加変更代金を請求されたケース
・リフォーム
・マンション外壁タイルの浮き
第3部 手続
・相談(事情聴取) における留意事項
・処理方針決定における留意点
・調停手続
・建築を巡る紛争の裁判外紛争解決手続(ADR)
・訴訟手続
・保険等
第4部 具体的問題類型
・請負(新築) 契約の場合―注文者の側からの責任追及―
・請負(新築) 契約の場合―請負人からの請求―
・リフォーム
・売買契約の場合
第5部 建築士の視点
・建築士から見た建築(戸建て住宅) 紛争に巻き
 込まれないための留意点
第6部 巻末資料
・建築訴訟における書式例
・ 行政に提出される申請書類及び交付される書類
・ 確認申請書に添付される図面等
・その他の図面、書類等
・住宅関係全般に係る相談窓口について

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