●フランチャイズ本部と加盟者間のトラブルを回避するための、基礎知識や留意点についてまとめた書籍です。
●トラブル類型別に、原因・防止策を詳しく解説しています。
●近時の判例・事例を多数収録しており、契約書面上だけでは理解しにくい面も、判例解説から学ぶことができます。
●契約書に押印するまでに確認すべき事項をまとめたチェックシートを収録しています。
【事例抜粋】
・本部に学習塾経営のノウハウが全くなかった
・仕事量が全くないのに加盟金取得目的で契約締結をさせた
・損益分岐点を下回る売上予測を隠蔽した
・既に閉店していた近隣の旧店舗の実績値を隠蔽した
・必要な初期投資額を適切に説明しなかった
・客観的な根拠や合理性に欠ける立地判断評価を行った
・直営店時代の人件費を提供せずそれより低い数字を提示した
・専門性の乏しい指導しか提供されなかった
・商圏におけるシェア率を過大に見積もったため売上予測を誤った
・売上予測を開示せず平均日販のみを開示した
「事案の概要→裁判所の判断→解説→まとめ」
の流れでわかりやすく解説しています。
【注目の事例も収録しています!】
・最判平成19年6月11日
「セブン-イレブン・ロスチャージ事件」
・東京地判平成22年5月11日
「ほっかほっか亭総本部対エリアフランチャイザー事件」
・東京地判平成22年7月14日
「不二家消費期限切原料使用事件」
・公正取引委員会平成21年6月22日排除措置命令
「セブン-イレブン・見切り販売妨害事件」