ストーリーでわかる 営業損害算定の実務 新人弁護士、会計数値に挑む 画像拡大 本体 ¥ 2,700 ¥ 2,970 税込 著者:横張清威・伊勢田篤史/著 判型:A5判 ページ数:276頁 発刊年月:2016年11月刊 ISBN/ISSN:9784817843463 商品番号:40649 略号:営算 試し読みはこちら お気に入りに追加 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10+ カートに入れる 商品情報 相手方の責に帰すべき事由により、プロジェクトが中止に… 逸失利益を正確に算定し立証するには? •「実際にどのように会計数値を用いて営業損害の主張・反証を行っていくのか」が、実務に即したストーリーとそれを補足する解説で容易に理解できる。 •弁護士兼公認会計士がノウハウを公開。 目次 第1話 会社全体の営業停止 会計知識が全くない新人弁護士の太郎のもとに、営業損害に関する事件の依頼が。 見慣れない会計資料と格闘するうちに、営業損害に対する解決の糸口を見つけていきます。 scene1 4億円の内容証明 1 内容証明郵便 2 通知書 作成者側の注意点/受領者側の注意点 3 売上原価 scene2 限界利益 1 限界利益 2 限界利益が原則として営業損害となる理由 損益相殺/固定費と変動費 scene3 判例 1 判例に見る営業損害算定 限界利益率に着目した事例/限界利益率によらなかった事例 2 知的財産権の侵害における利益 学説/判例/営業損害との関係 scene4 回答書 1 証拠の偏在 2 回答書 作成者側の注意点/受領者側の注意点 scene5 訴状 1 訴状 作成者側の注意点/受領者側の注意点 2 勘定科目 scene6 答弁書 1 非上場会社の決算書 2 決算書類の種類 scene7 決算書の開示請求 1 答弁書 作成者側の注意点/受領者側の注意点 2 法廷での対応 3 決算整理仕訳 scene8 固変分解 1 固変分解 2 製造業の売上原価 scene9 求釈明 1 求釈明 賠償請求を受けている側の注意点/賠償請求している側の注意点 2 公認会計士の意見書 scene10 裁判官の交代 1 裁判官の訴訟指揮 2 具体的な原資料による固変分解 scene11 尋問 1 尋問当事者の選定 2 尋問での注意点 scene12 判決 1 仕訳日記帳 2 和解対応 scene13 祝勝会 1 法人税の扱い 第2話 1プロジェクトの営業停止 ある程度会計知識に慣れたと思っていた太郎のもとに、またしても営業損害に関する事件の依頼が。 プロジェクト単位の営業損害をどのように算定するのか、太郎の前に新たな問題が立ちはだかります。 scene1 固定費と損害額 1 固定費と営業損害の関係 2 固定費が限界利益を上回る場合 scene2 経費配分 1 売上原価が存在しない場合 2 プロジェクトの営業停止 scene3 訴訟 1 プロジェクト損益における当事者間の対応 賠償請求を行う側の注意点/賠償請求を受ける側の注意点 2 営業損害の時的範囲 3 相手方の弁護士が会計に疎い場合 補講 第1 決算書ができる過程 第2 固変分解の手法 第3 監査人の監査手法 第4 共通費等の配賦について