――会計不正と戦う全ての方へ――
豊富な経験を持つ著者が、実話をもとに、
会計不正の手口や発見のヒントを具体的に解説!
【筆者らが自ら経験した会計不正事例をもとに執筆!】
・第三者委員会等が作成し公表されている報告書事例の解説や論評に終始した、「後出しじゃんけん」のような内容ではない。
・「懐疑心の保持が重要だ」等の精神論的な内容のものではない。
・Q&Aと称して様々な書籍をコピー&ペーストしただけの書籍とは異なる。
・生きた事例をもとに、会計不正発覚前の投融資元担当者の融資実行段階の状況、会計監査人の監査意見形成段階の状況などと同じ視点・目線で民間調査に意味のあることを記載。
【強制調査権限を持たないからこそ身に付いたノウハウを惜しみなく披露!】
・投融資元担当者の融資実行段階や会計監査人の監査意見形成段階の苦悩・課題・判断を理解して記載。
・強制調査権限なしで実践できる会計不正や粉飾決算の発見や調査方法を多数紹介。
【想定読者】
◆事業会社・金融機関など
□経営者など(経営者・社外役員・監査役・理事・監事)
□内部監査担当者・広報担当者
□法務コンプライアンス担当者・人事担当者
□子会社・関係会社管理担当者
□投融資先を選定管理する担当者
□金融機関の投融資担当者・審査担当者
◆専門家など
□弁護士・司法書士等の実務家
□M&A実施前にデューデリジェンスを実施する専門家
□会計監査人・顧問弁護士・顧問税理士
【著者紹介】
松澤綜合会計事務所代表 松澤 公貴
公認会計士、税理士、行政書士、日本証券アナリスト協会検定会員、公認不正検査士、登録政治資金監査人
長年にわたり第三者委員、外部調査委員及び委員補佐を含む不正調査業務を経験し、案件数は500 件を超え、不正関与者へのインタビューは2,000人にも及ぶ。特に、粉飾決算、資産横領、コンプライアンス違反(インサイダー取引、情報漏えい、反社会的勢力との取引、贈収賄、カルテル)等の不正調査業務に関しては相当数の経験がありフォレンジック会計士と呼ばれている。
当該業務以外にも会計監査、M&A、事業・企業再編時等におけるデューデリジェンス、株式価値評価、内部監査、IPO支援業務等の多数で多様なコンサルティング経験がある。
現在、公認会計士協会に設置されている経営研究調査会の「不正調査専門部会」において専門部会長に就任しており、「不正調査ガイドライン」の作成に関与している。