「交通事故以外の保険商品については実務書が少ない…」という状況を打破すべく、
損害保険会社の代理人としての経験豊富な著者がまとめた、
傷害保険・医療保険に関する事件処理の手引書
●傷害・医療保険の保険金支払実務で問題となる事柄等を、条文・判例・ガイドラインをベースに図表を交えた135問のQ&Aで簡潔に解説。
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『Q&A 火災・地震保険に関する法律と実務』(2019年12月刊)とあわせて損害保険実務で活用、対応できる。
<設問抜粋>
Q:保険金受取人を第三者にすることはできるか。
Q:給付事由の発生と同時に被保険者が死亡した場合、民法の相続ルールの適用はあるか。
Q:死亡保険金受取人が法定相続人であるときに、法定相続人が相続放棄した場合、誰が死亡保険金受取人となるか。死亡保険金請求権も放棄した場合はどうなるか。
Q:保険金受取人が死亡した場合、誰が保険金を受け取るか。
Q:保険金受取人は誰が、いつまで、どのように変更できるか。
Q:保険者免責とは何か。その主張立証責任は誰が負担するか。
Q:保険契約者は変更できるか。
Q:保険契約が無効となるのはどのような場合か。
Q:死亡保険金は誰が、どのような割合で受け取るか。
Q:死亡の推定とは何か。
Q:後遺障害等級の認定はどのように行うか。
Q:同一事故で複数の後遺障害が発生した場合、どのように後遺障害保険金は支払われるか。
Q:既往症がある場合、後遺障害保険金はどのように支払われるか。
Q:傷害を複数回負った場合に、それぞれの傷害について、保険金を受けとることができるか。
Q:故意免責の主張・立証の判断方法はどのようなものか。
Q:精神障害中の自殺であっても自殺免責は成立するか。
Q:「被保険者が法令で定められた運転資格を持たないで、自動車を運転している間に生じた事故」によって生じた損害は、クレーンを無資格で操作した場合も免責となるか。
Q:アルコール度数を示す資料がなくとも飲酒運転免責を認めた事案はどのようなものか。
Q:他の身体の障害又は疾病の影響がある場合、傷害保険金はどのように支払われるか。
Q:被保険者の自殺行為による傷害について、災害関係特約に基づく傷害保険金は支払われるか。
Q:携行品損害保険に関し、問題となる場合はあるか。