・様々な手法があり開発実務の運用も多様であるため、手法や実務の把握が難しい…
・公表されているトラブル事例や裁判例が 少なく、問題点の把握が難しい…
・従来のシステム開発との法的論点の違いは…?
アジャイル開発 の法務を中心に扱った、日本初の書!
IPAモデル契約の策定に関与した弁護士が
基礎知識・法的留意点・契約書のカスタマイズ等について解説!
第1章 アジャイル開発の紹介 では
ウォーターフォール開発との比較や、一般的なアジャイル開発(スクラム)の進め方を概説。
第2章 法務的観点から見たアジャイル開発 では
アジャイル開発の外部委託の活用形態や、外部委託の際に考慮すべきアジャイル開発の特徴について整理。
第3章 アジャイル開発と契約 では
公表されているモデル契約の紹介を行うとともに、アジャイル開発の外部委託契約において検討すべきポイ
ントについて論じる。また、アジャイル開発に関する裁判例のうち、読者の参考になりそうなものを紹介。
第4章 アジャイル開発と偽装請負 では
アジャイル開発の偽装請負該当性について、厚生労働省が2021年に公表した疑義応答集(第3集)の内容
を検討しつつ、アジャイル開発のイベントやプラクティスへの具体的なあてはめを試みる。
第5章 IPAモデル契約(2020年3月公表)の活用 では
IPAのモデル契約をカスタマイズする際の注意点とともに、カスタマイズの具体例を示す。