Q&A 若手弁護士からの相談199問 特別編―企業法務・キャリアデザイン 画像拡大 本体 ¥ 3,000 ¥ 3,300 税込 著者:京野哲也/編著 ronnor・dtk/著 判型:A5判 ページ数:272頁 発刊年月:2023年3月刊 ISBN/ISSN:9784817848680 商品番号:40938 略号:若特 試し読みはこちら 商品パンフレットはこちら お気に入りに追加 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10+ カートに入れる 電子書籍を購入 商品情報 大好評シリーズ第3弾! 企業法務のコミュニケーション・キャリアなどの悩みに現場目線でこたえる〈特別編〉● 若手弁護士・若手企業法務パーソンの「法律知識だけでは解決しにくい」悩みにこたえる。● 仕事への心構えや関係部署とのコミュニケーションのノウハウ、実務においての対応策、キャリアデザインのヒントなど「誰かに聞きたいけど聞きにくい」問題を多岐にわたって解説。●「企業法務」「顧問会社」について、現場目線で解説したQ&Aを多数収録。 目次 第1編 顧問弁護士編――依頼者の思惑を理解し、良好な関係を築くための34問! 1 - 1 依頼者からの厳しい要求に応えるために Q 1 依頼者からのプレッシャーが厳しいのですが,どう対応すればよいでしょうか? Q 2 一般民事の依頼者が「この裁判に自分の人生がかかっている,絶対に勝って欲しい」と強く要求する場合,どんな対応をすべきでしょうか? Q 3 依頼者から是非弁護士の「適法意見」が欲しいと言われたが,調べれば調べるほど怪しい場合にどうすればよいでしょうか? Q 4 裁判で法律的には全く意味のない主張をするよう依頼者が求めるのですが,どうすればよいでしょうか? Q 5 一般民事の依頼者が法律的には意味のない主張を裁判でするよう強く求めるのですが,どうすればよいでしょうか? Q 6 いろいろ調べたものの,その問題が新しいことから,「答え」がない場合にどのように回答すればよいでしょうか? Q 7 法律相談で依頼者の期待に応える上で,相談の場において,又は事前に気をつけるべきことはあるでしょうか? Q 8 契約業務で依頼者の期待に応えるにはどうすればよいですか? Q 9 意見書作成業務で依頼者の期待に応えるにはどうすればよいですか? Q10 M&A 等のプロジェクトで依頼者の期待に応えるにはどうすればよいですか? Q11 訴訟で依頼者の期待に応えるにはどうすればよいですか? Q12 一般民事の依頼者との関係では,報酬を「旧日弁連報酬基準」によって算定する契約をすればよいでしょうか? 1 - 2 依頼者のビジネスプロセスを理解する Q13 依頼者が欲しいサービスを提供したいのですが,依頼者が欲しいものは何ですか? Q14 依頼者のビジネスプロセスというのは具体的に何を知るということですか? Q15 依頼者のビジネスプロセスは依頼者の担当法務パーソンが知っておくべきであり,顧問弁護士は知る必要がないのではないでしょうか? Q16 頑張って成果物を出したのに,なぜ「それでは使えない!」と怒られるのですか? Q17 依頼者のビジネス判断に委ねてよいですか? Q18 どうして依頼者は至急・緊急で要求をするのでしょうか? Q19 どうして金曜に翌週月曜までの依頼が来るのですか? Q20 納期を延ばす方法はありますか? Q21 なぜディスカウントをさせられるのでしょうか? 法務予算・ビジネス予算の違いは何ですか? 1 - 3 依頼者との関係を構築し,深める Q22 案件をコントロールしたい依頼者との対応の留意点は何ですか? Q23 案件を「丸投げ」したい依頼者との対応のコツは何ですか? Q24 企業の「弁護士に依頼したい」というニーズは,どのような場合に発生するのですか? Q25 企業はスポット,顧問,出向・法務受託をどう使い分けますか? Q26 「依頼者」とは誰ですか? Q27 担当法務パーソンとコミュニケーションがしにくいのですがどうしたらよいでしょうか? Q28 法務部門長とコミュニケーションがしにくいのですがどうしたらよいでしょうか? Q29 独立当初,一般民事の依頼者はどうやって獲得すればよいのですか? Q30 一般民事で受任についてどのように考えるべきでしょうか? Q31 一般民事で辞任についてどう考えるべきでしょうか? Q32 どのような一般民事の依頼者が「リピーター」になり得るでしょうか? Q33 依頼者の法務部門長が転職した際はどうしたらよいでしょうか? Q34 「良いサービスを提供することが最大の営業」という言葉を聞きますが,これは正しいですか? 第2編 法務パーソン編――法律の専門家かつ企業の一員として、信頼を得るための95問! 2 - 1 ビジネスパーソンとして役割を果たすために Q35 法務パーソンは会社の中でどのような位置付けの存在であるべきですか? Q36 ビジネスパーソンだというのは何をする人だということですか? Q37 前問(Q36)によれば,つまり,法務もビジネスと同じようにビジネスを進める,ということですか? Q38 どうやって「安全」にビジネスを前進させればよいでしょうか? Q39 「最悪」の法務パーソンの姿はどのようなものですか? Q40 法務が信頼されない場合にどのような状況が発生しますか? Q41 自社のビジネスで必要な法律知識を全部自分で持てないのですが,大丈夫ですか? Q42 自社のビジネスで必要な法律知識を全部自分で持つ必要はないとのことですが,それでは何が必要ですか? Q43 法律知識はゼロでよいのですか。最低限の法律知識を取得するにはどうすればよいですか? Q44 法務の仕事ではキーパーソンの協力を獲得しながら他部門と共同して行うということですが,具体的にどのようなパターンがありますか? Q45 会社の中にいる法務パーソンはどこに付加価値・優位性がありますか? Q46 ビジネスを熟知するメリットは何ですか? Q47 法務パーソンがビジネスを熟知すべきと言いますが,熟知すべき自社ビジネスの内容は具体的には何ですか? Q48 どうすればビジネスを熟知することができるのでしょうか? 2 - 2 気をつけるべきコミュニケーション Q49 法律知識以外に,法務パーソンとして必須の能力はありますか? Q50 コミュニケーション能力が必要というのは具体的に何が必要ということですか? Q51 法務の仕事は大前提(規範)→小前提(事実)→結論(あてはめ)の法的三段論法ですよね? Q52 法律を知らずコンプライアンス意識の低いビジネスの軽挙妄動にイライラします。解決策はありますか? Q53 法務の行うコミュニケーション上の留意点にはどのようなものがありますか? Q54 ビジネスから情報を引き出す際のポイントは何でしょうか? Q55 ビジネスから法律ではない領域の相談を受けます。留意点はありますか? Q56 ウィズコロナ時代のコミュニケーションについてどう考えるべきですか? Q57 「法務はNo ばかり言う」と批判されます。うまいコミュニケーションの方法はありますか? 2 - 3 重要なキーパーソン対応 Q58 キーパーソンとは何でしょうか? Q59 なぜキーパーソンが重要なのですか? Q60 誰がキーパーソンか,見抜く方法はありますか? Q61 どうすることでそのようなキーパーソンとの良好な関係を形成することができるのでしょうか? Q62 繰り返しやり取りをする,ということの含意は何ですか? Q63 キーパーソンが法務のため動きやすくなるよう,法務パーソンとして心掛けるべきことは何ですか? Q64 キーパーソンがエグゼクティブである場合の留意点は何ですか? Q65 外部のキーパーソンとのコミュニケーションの留意点は何ですか? Q66 顧問弁護士の先生との関係で,法務はどのような役割を果たせばよいですか? Q67 顧問の先生は忙しいです。忙しい顧問弁護士の先生に迅速に適切な対応をしてもらうためにはどうすればよいでしょうか? Q68 顧問の先生に正しい依頼をするというのはどういうことですか? Q69 法律相談前に資料を送るべきでしょうか? Q70 顧問弁護士の先生により大きな役割を果たしてもらうにはどうすべきですか? Q71 ビジネスに顧問弁護士の先生の意見を伝えても,反発されます。打開策はありますか? Q72 内外の橋渡しとは,具体的に何をすればよいですか? 2 - 4 目的を実現するための案件の回し方 Q73 会社の目的を実現するため,どうやって案件を前に進めていけばよいのですか? Q74 法務がコントロールする場合,案件はどのように前に進めていけばよいのですか? Q75 ビジネスがコントロールすべき場合,案件を前に進める上で法務はどうすればよいのでしょうか? Q76 ビジネスから「法務はいつも他人事ですね」と言われてしまいました。どのように応対すればよいですか? Q77 正しい方向にビジネスを進めたいのですが,その通りに進みません。「違法です」と伝えても,ビジネスをやめようとしません。解決策はありますか? Q78 ビジネスが動かない場合に何をすればよいですか? Q79 法務としてやるべきことを実践しているのにそれでもビジネスが非協力的です。どうしたらよいですか? Q80 どうすべきか,という「答え」を自分一人で出すことができないことが多いのですが,法務として案件を前に進めていくことはできますか? Q81 案件を前に進めていく上で役に立つノウハウはありますか? 2 - 5 上司や後輩との関係 Q82 上司とはどのような存在ですか? Q83 「ナイスではない人」対応で困っています。解決策はありますか? Q84 上司に指導してもらいたいです。良い方法はありますか? Q85 上司が動いてくれません。良い方法はありますか? Q86 上司に対応を依頼しても怒られるだけで,動いてくれません。良い方法はありますか? Q87 上司に報告すべきタイミングはいつがよいですか? Q88 上司への報告手段はどのようにしたらよいですか? Q89 上司から案件の依頼があったらどうすればよいですか? Q90 上司に成果物を上げた際「やり直し」をさせられないためにはどうしたらよいでしょうか? Q91 上司に「遅い」と怒られないようにするにはどうしたらよいでしょうか? Q92 上司に相談しても,「何も考えていない」と怒られます。相談内容に問題があるのでしょうか? Q93 自分なりに考えていた点について「この点を考えていないのはおかしい」と怒られます。どこに問題があると考えられるでしょうか? Q94 上司に相談する際にメモをすべきですか? Q95 上司がメールの添付ファイルを見てくれません。上司にCCをしてもメールを見てくれません。どうしたらよいでしょうか? Q96 重大なミスをしてしまった際の解決策はありますか? Q97 ナイスではない上司に当たった際にはどうしたらよいですか? Q98 後輩を指導する際の注意点は何ですか? Q99 後輩が一人前になるのに何が必要でしょうか? Q100 後輩が一度説明したことを理解せず,またミスをします。どうしたらよいでしょうか? Q101 後輩が,自分の現状と「一人前の法務パーソン」への距離に絶望しています。どのように教育指導すればよいでしょうか? Q102 後輩に何を教えればよいのですか? Q103 後輩を叱る際の注意点はありますか? 2 - 6 迅速対応により信頼を得るためには Q104 ビジネスに「遅い」と言われます。解決策はありますか? Q105 スピード「感」とスピードはどう違うのですか? Q106 スピードだけが速ければ,それでいいのですか? Q107 ビジネスから非常にタイトなスケジュールを要求された際,どのような対応をすればよいですか? Q108 ビジネスの要求するスピードを満たす対応のコツは何ですか? Q109 段取りをうまくやるにはどうすればよいですか? Q110 緩急・メリハリのある対応とはどういう対応ですか? Q111 即レスは必須ですか? Q112 法律相談はどうすれば「スピード感」を持って進められますか? Q113 法務で行う契約レビューはどうすれば「スピード感」を持って進められますか? Q114 主に顧問弁護士に対応していただくM&A 等のプロジェクト等はどうすれば「スピード感」を持って進められますか? 2 - 7 難局を打開する上での「証拠」の重要性 Q115 「証拠」を残しておく必要があるのはなぜですか? Q116 ビジネスの「ナイスでない人」はどのような対応をしますか? Q117 ほかにビジネスの「ナイスでない人」の対応として留意すべきことはありますか? Q118 「ナイスではない人」の存在を前提に法務パーソンはどうすればよいのですか? Q119 法務は空気を読めばよいのですか,読まない方がよいのですか? Q120 「ナイスではない人」に自分一人で対応するのは不安です。どうすればよいでしょうか? Q121 「ナイスではない人」がいることを前提にどう対応すべきですか? Q122 「人を見て法を説く」際はどうすればよいですか? Q123 ビジネスから契約書を短く,例えば1 頁でお願いしたいと言われました。どうすればよいでしょうか? Q124 ビジネスを止めるべき時はどの場合ですか? Q125 NO という場合にどのような工夫をしますか? Q126 一法務パーソンがビジネスを止めるのは気が重いです。どうすればよいですか? Q127 ビジネスを止める際にどうすれば納得を得られますか? Q128 違法行為が発覚した際,ビジネスから「見逃してください」と懇願されましたが,どうすればよいでしょうか? Q129 ピンチをチャンスにする方法はありますか? 第3編 キャリア編――弁護士・法務パーソンとしての将来をより良いものにする70問! 3 - 1 顧問弁護士としてのキャリア Q130 キャリアは「運」がすべてでしょうか? Q131 街弁としてのキャリアは概ねどのようなものでしょうか? Q132 企業法務弁護士としてのキャリアは概ねどのようなものでしょうか? Q133 どういう事務所が「良い事務所」でしょうか? Q134 新人弁護士に求められることは何ですか? Q135 兄弁・姉弁になると何が求められますか? Q136 弁護士の経営戦略とマーケティングとは何ですか? Q137 弁護士のブランディングとは何ですか? Q138 企業法務弁護士として誰を依頼者とするべきですか? Q139 依頼者のポータビリティとは何ですか? Q140 企業法務弁護士として今後のキャリアの幅を広げる方法は何がありますか? Q141 キャリアを考える上で留学はどう考えるべきですか? Q142 留学をする場合に外国の資格は取るべきですか? Q143 キャリアを考える上で任期付公務員はどう考えるべきですか? Q144 ハードワークが必要な事務所についてどう考えますか? Q145 就職した事務所では,まだ一番下なので,下働き・雑用しかできません。これらに意味はありますか? Q146 契約の仕事を好きになる方法はありますか? Q147 訴訟の仕事を好きになる方法はありますか? Q148 転職について気をつけるべきことは何ですか? Q149 事務所の後輩弁護士が仕事ができないのでイライラして,少し乱暴な言い方をしてしまうことがあります。どう対応すればよいでしょうか? Q150 (企業法務)事務所内のパートナー昇格を目指すルートはどのようなものになりますか? Q151 現在の事務所に特に不満はないのですが,気をつけるべきことは何ですか? Q152 事務所経営において気をつけるべきことは何ですか? Q153 一人事務所でミニマム経営すればノーリスクでしょうか? Q154 新興大手が多くの都市に既に事務所を出している中,一般民事事務所はどうすれば生き残れますか? Q155 (一般民事事務所の)経営が苦しいです。打開策はありますか? Q156 非弁提携は怖いと聞きましたが,どのように回避すればよいでしょうか? Q157 独立について気をつけるべきことは何ですか? Q158 共同経営について気をつけるべきことは何ですか? Q159 最近採用した事務局員は他の既存職員との相性が悪いので,試用期間満了をもって辞めてもらおうと思います。どんなことに注意するとよいでしょうか? 3 - 2 インハウスとしてのキャリア Q160 インハウスとは何ですか? Q161 インハウスが増えると法務の本質は変わりますか? Q162 インハウスが増えても,法務は何も変わらないのですか? Q163 弁護士有資格者とそれ以外の法務パーソンにはそれぞれ複雑な思いがあるのですか? Q164 インハウスが他の法務パーソンより難しいところはありますか? Q165 難しい司法試験に受かった私にとって,法務の仕事は法律事務所の仕事よりもずっと簡単でしょうか? Q166 事務所の弁護士とインハウスの一般的な相違点はどの辺りにありますか? Q167 事務所の弁護士とインハウスの立ち位置はどう異なるのですか? Q168 インハウスを目指すべきかどうかは何を基準に判断すればよいですか? Q169 そうすると,難しい司法試験に受かった意味はないのですか? Q170 争いが嫌いなのですが,インハウスになれば争いから逃げられますか? Q171 インハウスに転職する場合,どういう点がポイントになりますか? Q172 インハウスを含む法務の転職で何を質問すべきですか? Q173 外資系でインハウスをすることは日本企業でのインハウスとどう違いますか? Q174 インハウスになることでWLB(ワークライフバランス)は向上しますか? Q175 インハウスで法務以外に配属される可能性はありますか? Q176 その企業における一人目のインハウスになるのはどうでしょうか? 3 - 3 社内価値と市場価値を上げる Q177 法務パーソンのキャリアやそのキャリア形成を考える上で何が重要ですか? Q178 メール転送員とは何ですか? Q179 法務パーソンには社内においてどういうキャリアがありますか? Q180 社内における価値を上げる際に何に気をつければよいでしょうか? Q181 自分の望むキャリアの発展を実現するにはどうすればよいですか? Q182 初めて部下を持つことになりました。どんな仕事が必要になりますか? Q183 社外における価値(市場価値)はなぜ必要ですか? Q184 インハウスを含む法務パーソンはどのような場合に転職(社外における価値)を考えることが多いのですか? Q185 転職とそのリスクについてはどう考えればよいですか? Q186 転職に備えて何を準備すべきですか? Q187 社外における価値を上げるにはどうすればよいでしょうか? Q188 (法律を念頭に)勉強すべき対象は何ですか? Q189 法律以外としては何を勉強するべきですか? Q190 効率的に勉強するにはどうすればよいでしょうか? Q191 仕事をしながら成長するコツは何ですか? Q192 短時間に圧倒的成長する方法はありますか? 3 - 4 テクノロジーとの付き合い方 Q193 テクノロジーとはどう付き合っていけばよいですか? Q194 そうするとテクノロジーに仕事が奪われるのですか? Q195 「つまらない仕事」はテクノロジーがやってくれるのですか? Q196 「テクノロジーを使うより自分を使う方が安い」という意識で戦っていけますか? Q197 テクノロジー時代における「付加価値」とは何ですか? Q198 テクノロジー時代のキャリア発展のコツは何ですか? Q199 人間に残る非定型的な仕事とはどのようなものでしょうか? 索引 キーワード索引