攻めの法務 成長を叶える リーガルリスクマネジメントの教科書

本体 ¥ 2,900
¥ 3,190 税込

著者:渡部友一郎/著・原作 大舞キリコ/作画 星井博文/シナリオ BUSINESS LAWYERS/編集協力
判型:A5判
ページ数:274頁
発刊年月:2023年3月刊
ISBN/ISSN:9784817848659
商品番号:40940
略号:リ教

商品情報

日米の法務の知恵がここに融合。法律家・法務部門のポテンシャル、総開花。
条文を引くように、誰しもが独学できる「攻めの法務」の基本書、心を込めて、あなたへ。


× リーガルリスクがあるから“NO”
◎ “YES” を実現するため、法務・法律家として伴走します!
企業が成長するために必要な、「攻めの法務――リーガルリスクマネジメント」の方法・プロセスを、マンガと講義で体系的に学習できる。
米国企業AirbnbのLead Counsel・日本法務本部長に就く著者が、自らの知識・経験を注ぎ込んだ、企業法務の新しい「教科書」。

【マンガ編のストーリーで「リーガルリスクマネジメント」のプロセスを追体験!】
〈あらすじ〉
大手法律事務所のアソシエイト弁護士である堤かおりは、指示を受けて業界No.1営業代理店「デンエイ」の法務部に出向。事業部の契約書や提案に対し「リスクがあるから“NO”」と回答する日々を送っていた。そんなある日、アメリカ帰りの弁護士・加古川が法務部にやってきて、かおりの「NO」に待ったをかけるようになり……?

【読者参加型の講義編で「リーガルリスクマネジメント」の実践方法を立体的に解説!】
■BUSINESS LAWYERS主催の「伝説の講義」を再編成!演習問題で、「攻めの法務」を実践レベルに導く。
■「リスクの特定/分析/評価/対応」について、クライアントへの助言方法も含めて解説。
■演習問題では受講者から出た回答例も収録。自分の回答と比較することで、企業法務の初任者・ベテランを問わず、認知のバイアスに気づくことができる。

【5大法律事務所パートナー含む、学者・弁護士・ヘッドハンター・法務役員・経営者が推薦!!】
経営支援の観点からリーガルリスクをマネジメントするための最良の書といえる
  -名取 勝也 弁護士(アップル、ファーストリテイリング、日本アイ・ビー・エムの元最高法務責任者)
最適解を見出すリーガルリスクマネジメントの神髄を学ぶ渾身の作
 -平野 温郎 教授(東京大学教授)
正解のないワクワクする法務へ
 -羽深 宏樹 氏(京都大学特任教授)
リスクの解像度を上げてチャンスに変える!スタートアップも必携
 -馬田 隆明 氏(東京大学FoundX ディレクター)
まさか、マンガにしてしまうとは! 革新的なリスクテイクの教科書
 -平泉 真理 弁護士(グラクソ・スミスクライン株式会社 法務担当取締役)
新入社員の頃の自分に読ませたい
 -依田 光史 氏(アビームコンサルティング株式会社 執行役員 CLO)
信頼される法務担当者を目指すならば、本書を読んで自分に向き合ってほしい
 -高野 雄市 氏(三井物産株式会社 執行役員 法務部長)
これは、クライアントマネジメントの教科書でもある
 -藤原 総一郎 弁護士(長島・大野・常松法律事務所)
産業育成型弁護士の開拓書
 -藤井 康次郎 弁護士(西村あさひ法律事務所パートナー)
イノベーションに関わるすべてのロイヤーにとって必読の書
 -堀 天子 弁護士(森・濱田松本法律事務所パートナー)
『リーガルリスクがあります』を卒業し、ビジネスと伴走していくための教科書
 -前田 敦利 弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー)
マンガで明快! “No”と言わない伴走型企業法務への必読書!
 -白石 和泰 弁護士(TMI 総合法律事務所パートナー)
法務最先端を疑似体験する読者の人材市場価値は向上するだろう
 -西田 章 弁護士(弁護士ヘッドハンター)
企業法務に関わる全ての人必読の法的リスク管理の「バイブル」
 -松尾 剛行 弁護士(桃尾・松尾・難波法律事務所)
法務のマインドセットを学ぶ最良書
 -染谷 隆明 弁護士(池田・染谷法律事務所 代表)
理想と現実の狭間で葛藤する企業法務人材に向けた実務必携の一冊
 -酒井 貴徳 弁護士(法律事務所LEACT 代表)
あなたの判断で、世界を変えに行こう!
 -瀧 俊雄 氏(株式会社マネーフォワード執行役員CoPA)
イノベーションを起こすには、主人公のような法務パートナーが必要です
 -吉兼 周優 氏(株式会社Azit 代表取締役CEO)
社会の前進を生みだす「イネーブル法務」に生まれ変わること間違いなし
 -門奈 剣平 氏(株式会社カウシェ 代表取締役CEO)
DeNA 時代から「事業部の懐刀」であった戦友の手紙だ
 -大見 周平 氏(株式会社Chompy 代表取締役)

(※順不同:肩書は2023年2月時点:個人の見解です)

目次

【目次】
攻めの法務(1/15) はじめに ― 攻めの法務の継続的フォームチェック

【マンガ編】
プロローグ
攻めの法務(2/15) 「リスクがあります(完)」の卒業
攻めの法務(3/15) 十分な情報に基づく意思決定

個人を動かす
攻めの法務(4/15) 小さな「NO」が損なう大きな事業価値
(1)法務の「NO」が毀損する事業価値
(2)経済産業省の法務機能の在り方研究会報告書
(3)ISO31022(国際規格)
攻めの法務(5/15) リスクは「起こりやすさ」×「結果の大きさ」
(1)リーガルリスクは常に2軸で分析・評価する
(2)リスクの起こりやすさ(X軸)
(3)結果の大きさ(Y軸)
(4)リスクの起こりやすさ(X軸)×結果の大きさ(Y軸)
(5)2つの軸(X軸・Y軸)を省略した説明では不十分
(6)対応策  66(7)「リスクの起こりやすさ」の上手な分析(補論)

法務部門を動かす
攻めの法務(6/15) Grow or Die の法務マインドセット
攻めの法務(7/15) あなたの5×5のリーガルリスクマトリクス
(1)教科書のコアとなる5×5のリーガルリスクマトリクス  
(2)5×5に凝縮された「リスク」の全要素
(3)1から5のスコアの付け方
(4)発展途上のリーガルリスクマネジメント学の源泉
(5)世界における多様なリーガルリスクマトリクス
攻めの法務(8/15) 法務の創造力が試されるリスク低減策

会社全体を動かす
攻めの法務(9/15) 法務はビジネスジャッジの主体ではない
攻めの法務(10/15) NO心理的安全性 NO攻めの法務
攻めの法務(11/15) RASCIモデルに学ぶ手続的合意
(1)意思決定に関わる人をなぜか法務が探し求める問題
(2)Airbnb で学んだ手続的合意  137国を動かす
攻めの法務(12/15) リーガルリスクマネジメントのコアプロセス
(1)行政官庁との法令解釈を巡る紛議
(2)4つのコアプロセス
(3)4つのコアプロセスの全部が重要……しかし
(4)取締役の責任とリーガルリスクマネジメントの効用
攻めの法務(13/15) コンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)を極める
(1)攻めの法務を極上の仕上がりへ
(2)コンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)の位置づけ
(3)コンティンジェンシープラン(緊急時対応計画)の作り方
攻めの法務(14/15) ルールメイキングは究極のリスク低減策
(1)ルールメイキングとは何か
(2)ルールメイキング=リーガルリスクマネジメントのリスク対応
(3)ルールメイキングは最後の最後

エピローグ
攻めの法務(15/15) 成長を叶えるリーガルリスクマネジメント
(1)自分の苦難から皆様を手伝いたい想い
(2)リスクの特定/分析/評価/対応を磨いていく
(3)皆様がクライアント・事業部から一層信頼され、笑顔になるために

【講義編】
攻めの法務 実践の教科書(1/3) 基礎
究極の鍛錬を始めよう
リスクの「特定/分析/評価/対応」
(1)特定
(2)分析
(3)評価
(4)対応
(5)コミュニケーション&協議
5×5のリーガルリスクマトリクス
(1)リスクは「起こりやすさ」×「結果の大きさ」で判断
(2)リスクの起こりやすさの判断
(3)結果の大きさの判断
プロセスの整備
(1)振り返り
(2)仕組みづくり
(3)外部法律事務所との協働
(4)プレイヤーとしての視点
今日から使えるリスクの「特定/分析/評価/対応」フォーマット

攻めの法務 実践の教科書(2/3) 民事
演習問題
出題の趣旨
(1)リスクの可視化
(2)認知バイアスの発見
受講者回答
(1)特定/分析/評価/対応の回答
(2)対応の回答ピックアップ
受講者回答へのフィードバック
(1)「Grow or Die」の視点
(2)特定
(3)分析
(4)評価
(5)対応
NEXT STEPS

攻めの法務 実践の教科書(3/3) 行政
演習問題
出題の趣旨
受講者回答
(1)特定・分析の回答
(2)対応の回答ピックアップ
受講者回答へのフィードバック
(1)特定
(2)分析
NEXT STEPS

おわりに
究極の鍛錬の振り返り

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