架橋から統合へ
──2001年司法制度改革の理念の先へ
特別講演
法曹養成制度の理念と現状そして展望──何が現状を招いたか──
──佐藤 幸治
第10回年次大会
【全体シンポジウム】架橋から統合へ──2001年司法制度改革の理念の先へ
趣旨説明 花本 広志
報告1 司法制度改革の理念の新たな展開─内包する矛盾とその克服の方途─
──高平 奇恵
報告2 法科大学院の到達点と限界─創設から現在まで─
──後藤 昭
報告3 プロフェッションと社会との契約:医学教育と法曹教育の接点
──藤倉 輝道
報告4 臨床法学教育学会10年の歩み──「臨床」の再確認と実践の軌跡
──宮川 成雄
報告5 時代の転換に向けて──限界の打破と新たな10年ビジョン
──後藤 弘子
パネル・ディスカッション
【分科会】テーマ分科会
テーマ1 企業法務部会
報告(1) 「法科大学院修了生の活動状況に関する実態調査」結果分析
──大月 光康
報告(2) 慶應義塾大学大学院法務研究科グローバル法務専攻(日本版LL.M.コース)の開講にあたって
──アーロン・リード・モンローシェリダン/鶴見 晃二
テーマ2 法曹倫理教育における法哲学の役割
法曹倫理教育と法哲学
──森際 康友
法曹倫理教育における法哲学の役割
──森際 康友
法曹倫理と法哲学との協働に向けて─司法における「遊び」と法曹集団の役割─
──松尾 陽
「法曹倫理教育における法哲学の役割」についての考え
──横溝 昇
「法曹倫理教育における法哲学の役割」を主題とする討議の成果について
──鎌田 勇夫
テーマ3 法科大学院修了者の新しい職域と可能性
報告(1) 民間シンクタンクへの進路選択におけるロースクールの意義
──渡邉 翔
報告(2) 新国立競技場建設に関する法務を始めとする多様な業務
──伊藤 美希
報告(3) 宇宙開発に法科大学院卒が携わるとどうなるか
──福島 佐保
テーマ4 PBL授業の目的──三重大学における全学的導入の経過と成果
報 告 問題解決型教育(PBL)の目的は何か?─三重大学における全学導入の経過─
──鶴岡 信治
テーマ5 刑事臨床教育部会
報告(1) 刑事模擬裁判の方法論 河津 博史
報告(2) 刑事模擬裁判の方法論 青木 孝之
自由テーマ 大学に附設・連携する法律事務所の意義と役割──弁護士法人早稲田大学リーガル・クリニックと早稲田リーガルコモンズ法律事務所におけるこれまでの取組みと将来像
報 告 臨床法学教育の価値を問う
──小島 秀一・河﨑健一郎・趙 誠峰・白木 敦士
【寄 稿】
Global Movement
「激動」の臨床法学教育─10年目の日本と40年目のアメリカ─
──宮川 成雄
Specialist Eyes
児童相談所常勤の弁護士として,法科大学院の臨床法学教育を考える
──一宮里枝子
Student Eyes
社会インフラとしての「代理人」を学ぶ~私の考える,臨床法学教育の役割~
──稲村 宥人
書 評
公益財団法人民事紛争処理研究基金編
『法曹養成の新たなヴィジョンを模索する─医師養成の理念と韓国の法曹養成の現状をふまえて─』
──評者/今泉亜希子
──選者/四ッ谷有喜
New Publications
英文レジュメ
臨床法学教育学会 学会記事
1 第10回年次大会
2 会員総会,理事会,及び委員会
3 学術活動
4 第11回年次大会の予告
臨床法学教育学会会則
編集後記