法曹養成と臨床教育 2023年号 法科大学院における臨床教育の定着と充実のための諸方策 vol.15

本体 ¥ 5,150
¥ 5,665 税込

著者:臨床法学教育学会/編
判型:A5判
ページ数:288頁
発刊年月:2023年3月刊
ISBN/ISSN:1883-4094
商品番号:30004
略号:臨15

商品情報

法科大学院における臨床教育の定着と充実のための諸方策
――臨床系科目の共有化・共通化・多様化の現状と課題――

【巻頭言】
臨床法学教育の駆動力
米田 憲市

【臨床法学教育学会創立15周年国際シンポジウム】
「日本の臨床法学教育への国際的評価」

・企画趣旨 日本の臨床法学教育への国際的評価
宮川 成雄

・ 報告1 アメリカ人の目から見た臨床法学教育成功への鍵―どのように日本と比べられるか―
マシュー・J・ウィルソン 訳:中村 良隆 11

・報告2 法学教育における制度改革―中国からみる日本の臨床法学教育の意義―
丁 相 順

・報告3 韓国の法学実務教育の現況―日本の臨床法学教育との比較
ファン・ナムソク 訳:宋恩知

・報告4 法曹コース設置後の実務教育の在り方―法科大学院への接続を課題として―
酒井圭

・コメント 危機の中での臨床法学教育学会の役割に期待して―総括コメント―
宮澤節生

【第15回年次大会】
<全体シンポジウム>
法科大学院における臨床教育の定着と充実のための諸方策
――臨床系科目の共有化・共通化・多様化の現状と課題――

・企画趣旨 臨床法学教育学会第15回年次大会(15周年記念大会)
法科大学院における臨床教育の定着と充実のための諸方策
――臨床系科目の共有化・共通化・多様化の現状と課題――
花本広志

・基調報告 臨床法学教育100年を迎え現状の困難を乗り越えるために 
臨床法学教育学会設立15周年記念シンポジウムに寄せて
米田 憲市

・報告1 <3+2>時代のリアルをふまえた法実務教育教材の活用―PSIMコンソーシアムの教材共有化とその展開―
藤本  亮 69

・報告2 東京弁護士会(法曹養成センター)による慶應義塾大学及び中央大学へのリーガルクリニックの提供
大西 雄太/飯田 康仁

・報告3 臨床系科目の共通化の必要性と方向性
山口 卓男

・報告4 早稲田大学ロースクールにおける「行政クリニック」を題材として,リーガルクリニックの意義と展望を考える
水野 泰孝

・報告5 琉球大学における「スクールロイヤー」クリニック
武田 昌則/伊藤三四郎

・パネル・ディスカッション


<分科会>テーマ部会
●テーマ部会1 他職種連携と弁護士業務
・報告 他職種連携と弁護士業務
小林 美和

●テーマ部会2 福岡大学法科大学院におけるリーガルクリニックの取組み
・報告 福岡大学法科大学院におけるリーガルクリニックの取組み
木村 道也

●テーマ部会3 「企業法務」教育への新時代のアプローチ
・企画趣旨 映像教材を使った「企業法務教育」の取組み 経営法友会【企業法務実務講座】の試みを手がかりに
米田 憲市/杉山 忠昭

・報告1 「企業法務実務講座」の取組み
伊藤  淳

・報告2 債権管理の講義内容と目的
橋本 知也

・報告3 「訴訟対応」の講義を終えて
小川  徹

・報告4 対話の重要性を再確認した交流会
松村 真弓

●テーマ部会4 法学部における臨床的教育 全国アンケートから見る現状と課題
・企画趣旨 法学部における臨床的教育の課題と展望―全国アンケート結果と実践例から考える―
四宮啓

・報告1 法学部における臨床的教育―アンケート結果の分析から―
高平 奇恵

・報告2 法学部における民事臨床法学教育の実践―民事・公益弁護体験プログラム―
戸田 善恭/藤井智紗子/福田 健治

・報告3 東京経済大学現代法学部における裁判傍聴演習
木本 洋子

・総括 討論と質疑
四宮  啓

●テーマ部会5 法学部は「法の支配」の定着にいかに関わるか――臨床教育に着目して
・企画趣旨 倫理教育における法学部の役割―主権者および職業人の養成にとって不可欠か
馬場  陽/森際 康友

・報告1 設例と題意
山口 卓男

・報告2 企業法務と倫理教育
浜辺陽一郎

・報告3 公務員と法学部教育-法務能力と公務員倫理の習得の場として-
吉永 公平

・報告4 法学部は「法の支配」の定着にいかに関わるか―臨床教育に着目して―
上松健太郎

・統括 司法制度改革下での法学部の役割と展望―倫理教育の視点を軸として
山口 卓男

●テーマ部会6 自由報告
・報告1 ドイツの大学段階における臨床法学教育の展開について:義務的実習(Pflichtpraktikum)を中心に
應本 昌樹

・報告2 法科大学院創設後における臨床法学教員等の研究者養成・概論
川嶋 四郎

●テーマ部会7 臨床法学教育としての法教育の現状
・企画趣旨 18歳裁判員時代の法教育―日本学生法教育連合会の躍進―
今井 秀智

・報告1 ~学部時代から法教育に関わって~
糸井 沙希

・報告2 わたしと法教育
リュウ コウテイ

●テーマ部会8 法科大学院の共通的到達目標の再構成に向けて
・企画趣旨 コア・カリキュラム部会 共通的到達目標の再構成に向けて
亀井 尚也

・報告1 法曹の質と共通的到達目標について
太田 勝造

・報告2 「医学教育モデル・コア・カリキュラムについて」
藤倉 輝道

【寄 稿】
Specialist Eyes
法曹の多様性の確保
横倉  仁

Student Eyes
早稲田大学の外国人法クリニックと行政クリニックから学んだもの
石井 悠惟 250

書 評
須網隆夫編『平成司法改革の研究―理論なき改革はいかに挫折したのか』
評者/三澤 英嗣 253

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英文レジュメ
臨床法学教育学会 学会記事
 Ⅰ 第15回年次大会  Ⅱ 会員総会,理事会
臨床法学教育学会会則
編集後記

目次

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