家庭の法と裁判 2018年6月号<特集:現代型非行の処遇 特殊詐欺を素材として>vol.14 画像拡大 本体 ¥ 1,800 ¥ 1,980 税込 著者:家庭の法と裁判研究会 編 判型:B5判 ページ数:168頁 発刊年月:2018年6月刊 ISBN/ISSN:9784817844804 商品番号: 略号:家判 お気に入りに追加 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10+ カートに入れる 定期購読はこちら 商品情報 『家庭の法と裁判』 年6回(4月・6月・8月・10月・12月・2月) 発行 家庭の法と裁判研究会 代 表 安倍嘉人 副代表 山﨑恒・西岡清一郎 顧 問 若林昌子 ●収録の家事裁判例・少年裁判例には、実務上参考となる、その判断の意義や 位置づけ等を示す「解説(コメント)」を裁判例毎に掲載。 ●時宜に適った特集記事はもちろん、「論説・解説」「実務に即した連載講座」 などの家庭に関する事件にかかわる周辺情報・資料等も充実。 目次 <特集 現代型非行の処遇 特殊詐欺を素材として> →→オレオレ詐欺などの特殊詐欺に関与した少年の処遇において、非行事実の重大性と処遇に与える影響をどのように考えるべきか、少年事件担当裁判官による座談会を掲載し、少年の矯正教育、保護観察の現場における特殊詐欺事案の工夫例、少年の要保護性の判断につき、3つの論考を掲載。 ●座談会 松原里美(さいたま地方裁判所判事) 加藤学(千葉家庭裁判所判事) 河畑勇(東京家庭裁判所判事) 小島務(東京家庭裁判所立川支部判事補) 本多進(横浜家庭裁判所川崎支部判事補) 安重育巧美(千葉家庭裁判所判事補) ●特殊詐欺に関与した少年院在院者に対する矯正教育の充実について ~ 新潟少年学院における特殊詐欺再非行防止指導の取組状況を通して~ 土屋亮(新潟少年学院首席専門官) ●特殊詐欺事件にかかる保護観察処遇について ~ 保護観察所での工夫例とその実践~ 沖﨑佳奈恵(札幌保護観察所統括保護観察官) ●特殊詐欺事件における少年の特殊性について ~ 要保護性の判断について~ 西田俊男(家庭問題情報センター) 〇研究: 不貞行為慰謝料に関する裁判例の分析(4) 大塚正之(弁護士) →→平成27年秋から1年間の不貞慰謝料に関する東京地裁判決を様々な角度から分析 〇論説: 2か月を超える一時保護の司法審査導入に関する諸問題(1) 大畑亮祐(弁護士) →→児童相談所実務に関与する立場から、児童福祉法・児童虐待防止法の改正の影響を考察 ◇最高裁判例(1件) / 家事関係裁判(2件) / 少年関係裁判(2件) 共犯者による欺罔行為後だまされたふり作戦開始を認識せずに共謀の上被害者から発送された荷物の受領行為に関与した者が詐欺未遂罪の共同正犯の責任を負うとされた事例 (最三小決平成2 9年1 2月1 1日 詐欺未遂被告事件) … など ◆外国少年司法事情 (第8回) 北欧(7) スウェーデンの少年保護法制──LVU 法(その2) →→我が国の現在の少年法制の位置づけ、改革の方向性を、諸外国の制度・運用から学ぶ ◆更生保護の現場から (第9回) 再非行防止サポートセンター愛知の活動 →→各地の保護観察所・更生保護施設での少年の立ち直り例、支援内容等を掲載 ◆公証家事実務Q&A (第9回) 遺留分と遺言 →→公証人の視点から、主に相続・離婚関係を中心とした実務上のQ&Aを実践的に解説 ◆家事調停の工夫~調停の現場から (第2回) 大阪家庭裁判所の新しい取組を踏まえた調停委員の活動と調停協会の取組 →→全国の調停協会における最新の工夫と取組を具体的に紹介 ◆初任者のための遺産分割講座 (第12回・最終回) 後見人として遺産分割調停に関与する際の留意点・預貯金債権に係る最大決平成28 年12 月19 日を受けての実務の運用 →→遺産分割調停の手続と流れ、最新の実務を講義形式でわかりやすく解説 ◆少年友の会の現場から 群馬少年友の会/石川家庭・少年友の会 →→各地の少年院・少年鑑別所での実践例、少年の立ち直り例等を掲載 〇家庭裁判所事件の概況(2・完) ─ 少年事件─ 最高裁判所事務総局家庭局