相登
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【設問55】 A,B及びCの共同相続人がある場合に,「甲土地をA・Bに各2分の1の持分で相続させる」旨の遺言があったが,A・B間で「A持分3分の1,B持分3分の2とする」旨の遺産分割協議が成立したとして,当該遺言書及び遺産分割協議書を提供して,直ちにA持分3分の1,B持分3分の2とする相続登記の申請をすることができるか。 166168169172172174175176176177の場合,Dが全く相続財産を取得しないとすること,あるいはAのみが相続財産の全部を取得することとする遺産分割の協議も許されるか。 164きるか。 169  ① 共同相続人の1人が,遺産分割協議により他の共同相続人に対して負担することとなった代償金支払債務を履行しない場合  ② 共同相続人全員の合意により解除した上で,改めて遺産分割協議をやり直したい場合第7 家庭裁判所による分割 手方として申し立てなければならないか。 172手方として申し立てなければならないか。 174目  次 xv5 遺産分割協議の無効又は取消し6 遺産分割協議の解除【設問56】 次の場合,既に成立した遺産分割協議を解除することがで1 調停による分割【設問57】 遺産分割の調停の申立ては,どこの家庭裁判所に,誰を相2 審判による分割【設問58】 遺産分割の審判の申立ては,どこの家庭裁判所に,誰を相3 審判又は調停の申立てがあった場合の保全処分第8 遺産分割の効力 1 遺産分割の遡及効2 遺産分割による権利の取得と対抗要件【設問59】 甲の相続人である配偶者乙と子丙及び丁間の遺産分割協議の結果,丙がA不動産を単独取得することとなったが,その登記が未了の間に,乙の債権者戊が,A不動産につき代位により法定相続分での相続登記をした上,乙持分を差し押さえ,その旨の登記を経

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