入法

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られることは，国家の三要素の一つであるとされる国民，特に，将来の主権者である「将来の国民」（憲法11条）の構成にもかかわってくる重要な問題であることから，大いに歓迎すべきことです。　今回の３訂版においては，原著書の基本的内容を活かしながら，その後の法令改正を反映し，説明することを旨としました。また，一部の学術書・雑誌に掲載された内容に関しても，実務経験者として気が付いた点を述べてあります。本書が，入門書として，在留中の外国人の皆様はもとより，外国人や外国人に関連した問題と何らかのかかわりを有し，又は関心を有する読者の皆様の勉学のため，建設的な議論のため，あるべき支援活動のためにお役に立てていただくことができれば幸いです。　また，出入国管理法令研究会員として，今回改訂を引き受けることができたことは非常に名誉なことであり，原著者黒木忠正氏に，この場を借りて，厚く御礼申し上げます。さらに，ご長寿をお祝い申し上げると共に，ますますのご健康を心より祈念いたしております。　2024（令和６）年１月１日尊敬する原著者黒木先輩の91回目の誕生日を祝し東京にて出入国管理法令研究会会員　福 山　　宏３訂版　はじめにii