入法
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iii 平成22年7月に初版を出版しました。 その当時,平成21年の「出入国管理及び難民認定法」,「出入国管理に関する特例法」にかかる改正法のうち,主要な改正部分は未施行でありましたが,平成24年7月9日,そのすべてが施行され,平成21年改正法による新しい制度が発足しました。 すなわち,在留外国人は,外国人登録法に定められていた諸手続を行う必要がなくなりましたが,新たに「在留カード」,「特別永住者証明書」にかかる諸手続,また,「住民基本台帳法に定める住民登録」にかかわる諸手続を行うこととなり,改正前と異なる手続あるいは義務を履行することとなりました。 在留外国人にとっては,これまでと異なる対応が必要であり,戸惑いもあろうかと思われますが,一日も早く新しい制度に馴れてもらいたいと思います。 また,その他にも,「みなし再入国許可制度」,「在留期間の上限を3年から5年に伸長する制度」,「在留カード導入に伴う退去強制事由の整備」等,幾多の改正がなされています。 これらをわかりやすく説明しましたので,在日の外国人はもとより,外国人とのかかわりを持つ読者の皆様のお役に立てば幸いです。 平成24年8月改訂版 はじめに改訂版 はじめに黒 木 忠 正

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