コラム【パラリーガルの能力に関する検定試験】 ・NPO法人 法律専門秘書教育協会（JPEＡ）パラリーガル検定試験 http://www.choikiki.com/jpea/paraken ・日本弁護士連合会 法律事務職員能力認定試験 http://www.nichibenren.or.jpパラリーガルって何？ パラリーガルとは，「弁護士を補佐するための専門職」をいい，アメリカでは，確立したリーガルプロフェッション（法律専門家）として認められている専門職です。認定は，各大学（カレッジやユニバーシティ），各州によって要件は違いますが，必須科目，選択科目などで一定の成績を修めると資格（パラリーガル資格，パラリーガル課程卒業資格）を取得することができます。 アメリカと違い日本では，公的な資格としては認められていませんし，一般的にも認知度は低いのですが，私的団体や専門学校での試験制度，養成カリキュラムなどがあり，（パラリーガルと称するかは別として）パラリーガルとしての業務を重視し，事務職員に対して，パラリーガルとしての能力を取得することを求める法律事務所も，僅かですが存在します。 今後の日本は，法曹人口の増加により，アメリカのような訴訟社会に移行するかもしれないと言われています。そうなると，各法律事務所においても，パラリーガルとしての能力を有する事務職員が必要とされることになるでしょう。51 法律事務所での事務職員の仕事
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