事例設問1 下記⑴の供託に対して,平成22年8月20日に下記⑵の和解調書を添付し,仮差押債権者Cから払渡請求がありました。払渡しの可否について検討してください。⑴ 供託の内容 供託年月日 平成21年5月25日 供託番号 平成21年度金第100号 供 託 者 A 被供託者 B 供託金額 5,000,000円 法令条項 民事保全法第50条第5項 民事執行法第156条第1項 供託の原因たる事実 供託者は,被供託者に対し,平成20年7月1日付けで締結した工事請負契約に基づく請負代金5,000,000円の債務(弁済期:平成21年5月31下記のとおり仮差押命令が送達されたので,債権の全額に相当する金5,000,000円を供託する。 仮差押命令の表示 M地方裁判所平成21年ヨ第60号,債権者C,債務者B,第三債務者供託者とする債権仮差押命令,執行債権額金5,000,000円,仮差押債権額金5,000,000円,平成21年5月12日送達日まで,支払場所B本店所在地)を負っているところ,上記債務について160みなし解放金の供託の還付請求権が和解により債権譲渡された場合の払渡請求の可否について22
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