子紛
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【離婚後の子の監護】第812条 協議上ノ離婚ヲ為シタル者カ其協議ヲ以テ子ノ監護ヲ為スへキ者ヲ定メサリシトキハ其監護ハ父ニ属ス2 旧民事訴訟法(明治23年法律29号,昭和54年法律4号・平成元年法律91号による削除前)  4711 旧民法(明治31年法律9号,昭和22年法律222号による改正前)2 旧民事訴訟法(明治23年法律29号,昭和54年法律4号・平成元年法律91号による削除前)② 父カ離婚ニ因リテ婚家ヲ去リタル場合ニ於テハ子ノ監護ハ母ニ属ス③ 前二項ノ規定ハ監護ノ範囲外ニ於テ父母ノ権利義務ニ変更ヲ生スルコトナシ【離婚後の子の監護】第819条 第812条ノ規定ハ裁判上ノ離婚ニ之ヲ準用ス但裁判所ハ子ノ利益ノ為メ其監護ニ付キ之ニ異ナリタル処分ヲ命スルコトヲ得【親権者】第877条 子ハ其家ニ在ル父ノ親権ニ服ス但独立ノ生計ヲ立ツル成年者ハ此限ニ在ラス② 父カ知レサルトキ,死亡シタルトキ,家ヲ去リタルトキ又ハ親権ヲ行フコト能ハサルトキハ家ニ在ル母之ヲ行フ【監護教育の権利義務】第879条 親権ヲ行フ父又ハ母ハ未成年ノ子ノ監護及ヒ教育ヲ為ス権利ヲ有シ義務ヲ負フ【居所指定権】第880条 未成年ノ子ハ親権ヲ行フ父又ハ母カ指定シタル場所ニ其居所ヲ定ムルコトヲ要ス但第749条ノ適用ヲ妨ケス(編注・第749条は戸主の居所指定権)《昭和54年法律4号による削除前》【動産の引渡しの強制執行】第730条 債務者カ特定ノ動産又ハ代替物ノ一定ノ数量ヲ引渡ス可キトキハ執行官ハ之ヲ債務者ヨリ取上ケテ債権者ニ引渡ス可シ【不動産の引渡しの強制執行】第731条 債務者カ不動産又ハ人ノ住居スル船舶ヲ引渡シ又ハ明渡ス可キトキハ執行官ハ債務者ノ占有ヲ解キ債権者ニ其占有ヲ得セシム可シ② 此強制執行ハ債権者又ハ其代理人カ受取ノ為メ出頭シタルトキニ限リ之ヲ為スコトヲ得③ 強制執行ノ目的物ニ非サル動産ハ執行官之ヲ取除キテ債務者ニ引渡ス可シ若シ債務者不在ナルトキハ其代理人又ハ債務者ノ成長シタル同居ノ親族若クハ雇人ニ之ヲ引渡ス可シ④ 債務者及ヒ前項ニ掲ケタル者不在ナルトキハ執行官ハ右ノ動産ヲ債務者ノ費用ニテ保管ニ付ス可シ⑤ 債務者カ其動産ノ受取ヲ怠ルトキハ執行官ハ執行裁判所ノ許可ヲ得テ差押物ノ競売ニ関スル規定ニ従ヒテ之ヲ売却シ其費用ヲ控除シタル後其代金ヲ供託ス可シ【第三者占有の場合】第732条 引渡ス可キ物カ第三者ノ手中ニ存スルトキハ債務者ノ引渡ノ請求ハ申立ニ因リ金銭債権ノ差押ニ関スル規定ニ従ヒテ之ヲ債権者ニ転付ス可シ【代替執行】第733条 民法第414条第2項及ヒ第3項ノ場合ニ於テハ第1審ノ受訴裁判所ハ申立関係条文集(抄)

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