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182 184186 188 188 191 193 1937 法教育の必要性xii中学生の子どもを海外の学校に留学させることは可能でしょうか。私立中学校において、インターナショナルスクールに在籍する児童(小学生相当)と日本国籍を有するその保護者から、当該私立中学校に進学したい、という申し出がありました。どのように対応すべきでしょうか。不登校が続く生徒がスクールカウンセラーのカウンセリングを受診したので、担任がカウンセリング結果を教えてほしいと話したところ、生徒との詳細なカウンセリング内容は守秘義務のため学校に報告できないと回答されました。当該生徒はクラスの人間関係に悩んでおり、担任が事前にクラスの生徒から聴取した情報と当該生徒及び保護者から得た情報が食い違っているため、担任としてはスクールカウンセラーが得た情報はぜひ知りたいと考えています。スクールカウンセラーの守秘義務に関してはどのように考えればよいでしょうか。医師の診断書に「『いじめ』が原因で不登校になっている」などといった因果関係や事実関係を示す記載がある場合、学校はどのように取り扱うべきでしょうか。小学校の普通学級に通学する重度の心臓疾患を抱えた児童に対し、特別支援学級への転籍を促したところ、保護者がこれを拒否しました。学校としてはどのように対応すべきでしょうか。目 次Q58 中学留学の法的問題点 Q59 インターナショナルスクール卒業生の受入れ Q61 医師の診断書の扱い 第 8 節 外部専門家の関与 第 8 節 外部専門家の関与 Q60 スクールカウンセラーの守秘義務 第 9 節 特別支援教育 第 9 節 特別支援教育 Q62 特別支援学級への転籍を保護者が拒否した場合

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