（信託目的）第1条 本信託の信託目的は，以下のとおりである。 委託者の主な財産を受託者が管理または処分等することにより， ⑴ 委託者Ｘの亡き後に，子Ａの財産管理の負担をなくすこと。４ 信託条項の検討96 第４章 信託契約書の作成事例⑸ 信託期間・信託の終了事由 Ｘ及びＡが死亡するまで⑹ スキーム図⑴ 本事例のポイント 本事例では，相談者Ｘの死後に，相談者Ｘの財産を第三者（受託者）に管理させることにより財産を適切に維持管理し，子どもＡの生活を保護すること，子どもＡの死後の残余財産を相談者Ｘが指定する個人・団体に帰属させることがポイントとなる。⑵ 信託目的ア 信託目的の意義，信託法の規定及び検討事項については，【基本事例】（高齢者の財産保護）33頁を参照。イ 条項例相談者Ｘ委託者弁護士Ｄ受益者代理人甥Ｂ受託者受益者第二次受益者帰属権利者相談者Ｘ（自益信託）子どもＡ社会福祉法人Ｅ
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