しきれない状況ですね。 集積率はどのくらいですか。それと皆さん、お米の他に何かやっていますか。 集積率は7割ぐらいですかね。9人は畑もやっています。2人はハウスも持っていてトマトをやっています。私も9人のうちの1人でキュウリをやったり玉ねぎをやったりしています。 その他の事業はどうですか。直売所の経営とか加工品の生産などは考えていますか。今現在はやっていなくても後々やっていくお気持ちはありますか。 6次産業化ですね。これからは、やっていかなければならないかもしれないですね。考えてはいます。すぐにできないかもしれないですが、後々は何かやっていくつもりです。 大体状況は分かりました。それでは、まず、法人の形態からご説明しますね。 個人で農業をやってらっしゃる方を農家さんと呼ぶように、法人で農業をやっている法人を農業法人と呼びます。その中でも農地を所有できる法人を「農地所有適格法人」と呼んでいます。平成27年の農地法改正(平成28年4月1日施行)の前までは、「農業生産法人」と呼んでいました。農地所有適格法人になるためには、いろいろな要件があって、外部からの農業参入のときには気を付けなければならないのですが、農家の方が法人を設立する場合は、ほぼ要件をクリアしていることが多いようです。 今回も農地所有適格法人になることを前提にお話しします。事例3 集落営農の法人化161
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