なお，近年の動きとして，一般用医薬品のネット販売を認めた最高裁判決（最二小判平25・1・11）を踏まえた薬機法の改正，広告に関し，消費者契約法に基づく差止めの対象となるかが争われた最高裁判決（最三小判平29・1・24）も反映し，平成31年に予定がされている薬機法の改正にも言及した。 事業者が医薬品や健康に関する事業に関わる際，法令に関して懸念，悩む機会も増えていると思われ，本書がそれらの判断の指針，根拠の確認などの一助になれば幸甚である。 最後になるが，本書の企画，出版を支援してくださった日本加除出版株式会社の佐伯寧紀氏，鶴崎清香氏に心から感謝申し上げる。 平成30年6月iiはしがき赤羽根 秀宜
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