④ 借入れ・購入等の日⑤ 使途⑥ その債務に関する特記事項を記載します。 「債権者名」と「住所・所在地」は,自然人(個人)ならば氏名と住所,法人ならば会社・団体名を記載し,本店所在地又は担当している部所(債権管理部など)の所在地を記載します。 「現在の債務額」は,債権者に対する債権調査の結果判明した金額を記載します。債権調査の回答が得られなかった場合,督促状や請求書などの資料からわかる範囲で記載します。 「借入・購入の時期」は,お金を借り始めた時期,最初にクレジットで物品を購入した時期を記載します。 「使途」は,借入金の使い道を記載します。生活費・住宅ローン・遊興費・借入金返済など,できるだけ具体的に記載します。 その他,その債務について何か事情がある場合は「備考欄」に記載します。さらに,裁判所が用意している定型用紙では,債権調査票の有無や,債権者からの破産手続開始申立に対する意見の有無を記載する場合もあります。94第Ⅱ章 実践編 1
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