12_実調面(右開き)
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入口藤田「だいぶ迷いがすっきりした気がします。ありがとうございます」滝山「では、今日の事案について、少し具体的に打ち合わせをしておきましょう」─滝山と藤田は、当事者の人定事項や家族状況、答弁書の内容など事前に各自で確認した事項を再確認し、列⑥席説明の分担や調停の進め方、裁判官に評⑦議を求めるタイミングなどについて打ち合わせた。のは一つとしてありません。それぞれの実情と気持ちを確認して、そのケース、ケースに応じた解決策を当事者と一緒に考えていくことが大事なのだと思います」【列席説明についての図】申立人調停委員相手方調停委員第2章 調停委員会による調整事例╱ケース1  32

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