7_民信Q
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309 311 311 312 312 313314 315 316 317 318318 320 320 321 321 321目 次xxvi1 信託財産の独立性(倒産隔離機能) 2 受託者について 3 受益者について 4 教育資金贈与信託の活用 5 課税関係 1 マンション経営と信託 2 遺産の公平な分配と信託 3 信託の終了時の処理 4 銀行借入れ時の注意点 1 考えられるスキーム 2 信託行為について 3 自己信託の公示 4 税務について 5 特に問題となる契約条項 と思うものの,妻Yに浪費癖があるため,養育費を一括で支払ってしまうとYが浪費してしまうのではないか不安です。Q89 不動産活用のための信託 Xは,所有するマンションの賃貸業を営んでいます。そろそろマンションも老朽化してきており,近い将来に建替えをする必要があります。しかし,Xは高齢になったので,建替計画を立てることや,資金借入れについての銀行との交渉,住人との立ち退き交渉について,自信がありません。 そこで,いっそのこと,今後はマンション経営の一切を長男Aに任せてしまいたいと思っています。 また,Xの相続人には長男Aと長女Bがいますが,Xの死亡後はマンションを長男Aと長女Bとの共有状態にしたくありません。しかし,Xには金融資産がそれほどありません。このため,長男Aにも長女Bにも納得してもらえる財産の分配方法はないものかと悩んでいます。Q90 自己信託の活用 X(50歳)には,長男A(10歳)がいます。妻が先に他界したため,Xが長男Aを養育していますが,Xは自営業者であり,その経営状況によっては長男Aのために必要な財産を残せるか不安があります。できれば,この先,長男Aの生活のために,Xが所有している賃貸物件1棟を残して活用したいと思っています。

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