変則型登記、権利能力なき社団・認可地縁団体等に関する登記手続と法律実務
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推薦のことばii 日本司法書士会連合会においても,空き家・所有者不明土地問題,相続登記未了問題への対応部署を設置し,国の施策の検討及び会員への周知,近時の法改正に関する研修等,積極的かつ組織的な活動を展開しているところである。司法書士は相続及び不動産登記のプロとして,現に相続登記が未了である不動産への対処及び今後発生する相続についての相続登記促進にその専門的知見を活かして貢献をすることはもちろん,所有者不明の要因の一つである変則型登記等についても,そのような特殊な登記が発生した経緯,対応策を熟知しておく必要がある。 本書は,司法書士であり,権利能力なき社団の登記をはじめ変則型登記等様々な複雑な登記に関して造詣が深い著者が,そのような登記が発生した歴史的背景や法の変遷を踏まえたうえで,その解決に至る道筋を実務的な観点から整理するとともに丁寧に解説を施した良書である。司法書士にとって必携の書であり,多くの司法書士が実務の参考とし,司法書士としての存在意義をいかんなく発揮していただきたく,本書を強く推薦する。 令和元年11月日本司法書士会連合会会長 今川 嘉典

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