家事裁判から戸籍まで【親子・認知 編】
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iiはしがき 本書が完成するまで,どのように順序立てて説明をすれば分かりやすいか,羅針盤のない航海に出たように紆余曲折を要した。そして,裁判の専門家と戸籍の専門家が知恵を出し合って,ようやく親子関係につき一冊の本に纏めることができたが,この間,日本加除出版の編集部の皆様には大変お世話になった。 ようやく本書が完成したが,養子縁組,婚姻・離婚等に関しても,出版の準備を行っている。本書が,例えば,法律相談を受けた弁護士の方々が,裁判の結果どのような戸籍となるのかと質問されたときに,その説明をするための参考としたり,市町村の戸籍の窓口で,市民の方が,このような場合どのような裁判をすればよいかと尋ねられたときに,指針を説明する場合の参考となれば,産みの苦しみを経た執筆者にとって,望外の幸せである。 令和元年10月編著者 南   敏 文

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