Ｘ（Twitter）（注：本書では，Ｘのサービス名・用語は従前の例によっています。）１ 削除・発信者情報開示請求 ⑴ 債務者・相手方⑵ 発信者情報目録下記スクリーンネームのアカウントにログインした際のIPアドレス及びタイムスタンプのうち，下記各投稿日時に最も時間的に近接したもの。⑶ 投稿記事目録⑷ 発 令第３章 サイトごとの方針36 米国法人X Corp.が仮処分の債務者，発信者情報開示命令申立ての相手方です。同社は外国会社の登記をしているため（➡），日本法人と同じようにして申立てができます。海外送達や翻訳は不要です。 発信者情報目録では，アカウントのスクリーンネーム（アカウント名）と投稿日時を指定し，以下のように記載します。求めるIPアドレスは特定発信者情報（➡）のため，補充性の主張立証が必要です（➡，）。 開示命令の申立て（➡）では，ログイン時IPアドレスとタイムスタンプのほか，アカウント情報としての電話番号，メールアドレス（施行規則２③④）も指定できます（➡書式18─１）。 ツイートの投稿日時は，日付の部分をクリックして個別のツイートを表示すれば確認できます。個別のツイートのURLは，「https://twitter.com/スクリーンネーム/status/ツイート番号」の形式になっています。 画面に表示される日時は，閲覧している場所のタイムゾーンに依存するため，通常は日本標準時（JST）で表示されていますが，ウェブアーカイブ（➡）ではPDT╱PSTで表示されます。 X Corp.は仮処分の発令に際し担保不要と上申することから，供託の手■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■16
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