デジ遺品第二版
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故人所有のデジタル機器の整理・処分通信通話契約等の各種契約・アカウントの解ジタル遺品の把握・処遺品(連絡先・写真等)の調査故人所有のデジタル機器の調査  本人が何も対策せずに亡くなった場合、遺族はゼロからデジタル遺品の有無や内容を調べなければなりません。まずは、故人が所有していたパソコンやスマホ等のデジタル機器を探して、各デジタル機器内へのアクセスを試みましょう。 死後においては、すぐに葬儀が執り行われるケースが多いため、葬儀に必要な故人の友人・知人の連絡先や遺影に使用する写真等の調査をしましょう。葬儀後は、相続手続等に関するデジタル遺品の調査を行い、故人のデジタル遺品の全体像を明らかにするとよいでしょう。 このときに注意したいのは、通信通話契約やサブスクリプションの契約の処理方法です。 月額の基本料金等が日割でかかるため、すぐに解約したいという気持ちも分かりますが、解約してしまった場合には、そのアカウント等に関する情報が調べられずに後悔するケースが後を絶ちません。 デジタル機器の整理・処分と同様、デジタル遺品の整理・処理が終わった後に対処するとよいでしょう。xi理葬儀に必要なデジタル約相続手続等に必要なデ相続手続デジタル遺品処理の一般的な流れ葬 儀(死後)遺族等が作業遺族等がやらないといけないこと(遺族等の視点)

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