新しい公用文作成ガイドブック
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・専門用語や外来語への対応・符号の使い方第1部 新しい時代の公用文のルールbunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93098001_01.pdf2016)参考資料1)文化庁「新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)」(2021)https://www.2)岩田一成『読み手に伝わる公用文─〈やさしい日本語〉の視点から』(大修館書店, 難解な用語は,ただ使わなければいいというものではない。これらをどのように扱うべきか,専門用語と外来語に分けてルールを提案している(7章)。 日本語の文書には文字以外に様々な符号が使われている。これら符号の使用ルール(目安)を統一することで,読みやすい文章を目指す(8章)。 2章では公用文改革の歴史を概観して,3章から8章で新要領の変更ポイントを紹介する。新要領で読み手の多様化に関連して日本語を母語としない人への配慮が明記されていることを受け,9章では国が出している関連施策(「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」,「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」)を紹介したい。10章では,公用文に対する国民の意識について文化庁による調査の結果をまとめる。6

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