法経営
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200【法律事務職員就業規則】Q1就業規則って作成すべきなのでしょうか?第3部では,法律事務所を開業した先生方,既に開業してしばらく経ち諸々制度を整備していこうという先生方のために,Q&Aを整理しました。お役立ち書式も含めてご参照下さい。就業規則を作成している法律事務所は多くないかもしれませんが,私は作成したほうが良いと思っています。就業規則は,労働契約の詳細な内容を定め,トラブルを回避するという機能的な意味がありますが,もっと言えば,従業員にどう働いてほしいか,どのような組織にしていきたいかという理念的な要素も加えられると考えています。就業規則の絶対的記載事項としては,労働時間の関係(始業終業の時刻,休憩,休日,休暇等),賃金の関係(賃金の決定・計算・支払い方法,賃金の締日・支払日,昇給に関する事項等),退職の関係(解雇事由など退職に関する事項)があります。この絶対的記載事項は就業規則で定める必要がありますが,それ以外の事項も定めて良いことは言うまでもありません。就業規則も,経営コミュニケーションの一環として,経営者が労働者に,しっかりと伝えるツールとして活用してみるのはいかがでしょうか。第1条は,通常の就業規則であれば,規則制定の目的(労基法第89条に基づき労働者の就業に関する事項を定める……)がきます。が,コミュニケーションとしての情熱や面白さは欠けると言わざるを得ま

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