ア開発
24/62

7 経済産業省「日本語版「GOVERNANCE INNOVATION Ver.2:アジャイル・ガバナン 06第1章 アジャイル開発の紹介スのデザインと実装に向けて」報告書」参照 https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730005/20210730005.html  なお、同報告書におけるアジャイル・ガバナンスとは、「様々な社会システムにおいて、『環境・リスク分析』『ゴール設定』『システムデザイン』『運用』『評価』『改善』といったサイクルを、マルチステークホルダーで継続的かつ高速に回転させていくガバナンスモデル」とされている。8 IPA「DX白書2021」 https://www.ipa.go.jp/ikc/publish/dx_hakusho.html9 一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会「企業IT動向調査報告書2022」 4.315.017.825.229.8204031.531.520.114.610.380■全社的に活用している  ■事業部で活用している    ■活用を検討している■活用していない     ■この手法・技術を知らない60100(%) アジャイル開発の普及は海外で先行しており、IPAのDX白書20218によれば、以下のように、調査対象となった米国企業の75.1%が実際にアジャイル開発を活用又は活用を検討しているのに対し、日本企業は37.1%となっている。 業種別に見ると、一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の企業IT動向調査報告書2022によれば、日本においてアジャイル開発を導入済みの企業の割合は、金融・保険(33.3%)、サービス(22.4%)、社会インフラ(21.4%)で高く、特に金融・保険分野が先行している9。 デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進が叫ばれる中、アジャイル開発はその有力なツールとして位置付けられており、多くの日本の企業が導入に関心をもっている。アジャイル開発を円滑に進めるためにコラム日本(n=534)アジャイル開発米国(n=369)IPA「DX白書2021」14頁よりhttps://juas.or.jp/library/research_rpt/it_trend/日本におけるアジャイル開発の普及状況

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る