ア開発
34/62

1 改訂ではないが、2020年3月に部分的な誤記修正と記述明確化がなされている。2  IPA「非ウォーターフォール型開発に適したモデル契約書の改訂版を公開」 3 IPA「アジャイル開発版『情報システム・モデル取引・契約書』~ユーザ/ベンダ間の 緊密な協働によるシステム開発で、DXを推進~」 https://www.ipa.go.jp/ikc/reports/20200331_1.html40https://www.ipa.go.jp/sec/softwareengineering/reports/20120326.html 第3章 アジャイル開発と契約(1)基本契約/個別契約モデル 基本契約/個別契約モデルは、契約全体に共通する要素を含む基本契約を締結したのち、具体的な業務委託を個別契約で行うものである。 個別契約としては、準委任と請負、両方の形式が用意されている。20101 これまでに公表されているIPAのモデル契約 アジャイル開発の外部委託契約に用いるためのモデル契約として、これまでにIPA(2020年のものは経済産業省と連名)から以下のものが公表されている。・ 2011年3月公表(2012年3月改訂1)IPA 非ウォーターフォール型開発モデル契約書案2 ─ 基本/個別契約モデル ─ 組合モデル・ 2020年3月公表 IPA=経済産業省「情報システム・モデル取引・契約書〈アジャイル開発版〉アジャイル開発外部委託モデル契約」32 IPA非ウォーターフォール型開発モデル契約書案 2011年3月にIPAから公表されたモデル契約は、当時、アジャイル開発に適した契約の在り方が明確でないことが、アジャイル開発の普及の障害になっているとの問題意識のもと、IPAに設置された「非ウォーターフォール型開発WG 契約問題PT」(リーダ:前川徹教授)において作成されたものである。第1 公表されているモデル契約

元のページ  ../index.html#34

このブックを見る