令遺言
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1墓じまい1111113亡くなる人の意思を表す方法33333333第7 祭祀・家じまい 墓じまいとは,現在ある墳墓を撤去して埋葬されている遺骨を取り出し,墓地を更地にして,当該墓地を管理している寺院等管理者に返却することをいいますが,墓じまいをするか否かは,祭祀承継者の判断に委ねられる事項となります。 墓じまいを行うに当たっては,現在の墓地からの埋葬(納骨)証明書,遺骨の受入先(改葬先)からの受入証明書(使用許可証)の発行を受け,公営墓地または寺院等の永代供養塔への合祀や納骨堂への納骨においては,改葬許可申請を行うなどの手続が必要です。さらに墓石撤去等をして区画を更地にして返却するという作業も必要となります。 なお,墓じまいをするためには,その墓地の管理者と協議をすることが必要になる場合が少なくありません。公営であれば問題になること少ないですが,寺院(僧侶など)では,墓じまいのために一定の金銭的な支払い(喜捨)を求められることが少なくありません。その経済的な負担についても事前に確認し,それを実施するかどうかを判断することが必要になります。 祭祀承継者が自分の死亡後に墓じまいを託したいと希望する場合には,遺言を作成してその付言の中に記載するのが有用です。遺言者は,その祭祀承継者に対し,墓の管理が将来的な負担になることを理解して,付言の中で,墓じまいをするか否かの判断を祭祀承継者に託し,その際,合祀などの遺骨の処理や墓じまいの手続の要領を記載しておくと,遺言者の希望に沿ってその死後に実施されることが期待できます。 もっとも,付言は祭祀承継の法的な義務を定めるものではありません。 しかし,遺言の中に遺言者の意思を明らかにしておき,祭祀承継者にcase19 墓じまい  1392墓じまいのための手続22222222

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