Q&A 実務家のためのYouTube法務の手引き
15/62

第3 企業が受ける権利侵害 209 216 223 228 235目 次xi振り付けを踊るという「踊ってみた」動画がYouTubeに投稿されています。これに対し①当社は,当該動画公開の差止めを請求することができるでしょうか。②投稿者に対して,損害賠償を請求することはできるでしょうか。③投稿者より許諾を求められたときはどのように対応すべきでしょうか。33 広告が炎上したときの対応方法 Q ①自社が出しているYouTube上の広告に対して批判的コメントが殺到し,「炎上」状態に陥ってしまいました。対応を教えてください。②炎上の原因が外部ページにある場合,それらはどのようにすれば削除できるのでしょうか。34 「踊ってみた」動画と著作権 Q 当社が発表した作品の音楽とダンスの振り付けに合わせて,投稿者がその35 ゲーム実況動画における「ネタバレ」への対応 Q ゲーム内の主人公が様々な体験をするストーリー性の強い「アドベンチャーゲーム」を公開する際に,作品の重要な情報が流出し売上げの機会損失を防ぐため,事前に「ネタバレ」対策として注意喚起を行ってきました。しかし,YouTubeで,実況しながらゲームを行う様子を配信する「ゲーム実況」動画が多く公開されてしまったため,動画の公開差止めと損害賠償請求を考えています。①どのような方法で行うことができるでしょうか。②次回の作品ではどのような対策が可能でしょうか。36 ファスト映画と法的侵害 Q ①公開済みの映画を無断で10分程度に編集し,インターネット上に投稿された「ファスト映画」による法的侵害を受けた場合には,どのような法的対応が可能ですか。②ファスト映画は引用として取り扱うことができるのでしょうか。37 著作権侵害行為の損害の推定 Q ①著作権侵害行為による損害を請求することは可能でしょうか。②可能である場合には,著作権侵害行為の損害額は,どのように算出されるのでしょうか。

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る